お肉のレシピ

【ミートガイのラムチョップを注文】通販で人気のワケ:WAKANUIブランド・ニュージーランド産のやわらかラムを、グリルで味わってみた

無性にラムチョップが食べたい…

今のご時世、気軽に外食できる時間がなくなってしまったけど、たまにはおうちでも美味しいメニュー・ごちそうが食べたくなるもの。

せっかくなら、お店や配達員さんの応援もしよう!ということで、なんだか無性に食べたくなった「ラムチョップ」をネットで物色。

いろんなお店とお肉の種類があって迷ったなか、なんとなくこれがいいかもとピンときた。

それが、【ミートガイ】 「ラムチョップ (5本入) 」ニュージーランド産 (WAKANUI スプリングラム)

注文したあとに各種レビューを見て気付いたんですが(注文の前に見ないでノリで買ったワタシ)、高評価「美味しい」の声がたくさん

でも、なかには「思ったより小さい」というコメントもあって、逆にどんな感じのラムチョップが届くのかますますワクワク。

結果、大当たりの大満足

とくに、こんなあなたにおすすめしたいんです。

  • ラムチョップをおうちでも気軽に楽しみたい
  • 臭みが少なく、やわらかい肉質が好み
  • ワインのおつまみ・パーティーメニューにもう1品添えたい
  • 元々ラムチョップが好きで、”小ぶりのラムチョップ”の良さを知っている
  • ラムが不得意orラムを食べたことがなく、美味しいラム肉を試してみたい

ラムチョップがあれば、ほら、いつものカレーも特別感アップ〜

【冷凍された状態でラムチョップ到着】

今回、「ラムチョップ (5本入) を2パック注文。

お正月のAmazonタイムセールで、2つ以上の購入だと1パックが少々お安くなっていたタイミングだったのもあり。

結果的に2パックで正解。理由は、美味しくて5本なんて一気にペロリだからです(真顔)。

楽天市場内の【ミートガイ】でも、同じものが注文できます。

▼内容量やサイズ感

個体差はありますが、平均的に厚みは3cm〜3.5cmほど。

これを厚いととるか薄いととるか、ワタシ個人的には、かぶりつくのにちょうどいい厚さだと思っています。

というのも、火を通した時に多少お肉のサイズは縮むわけですが、「縮む=体積が小さくなる」というわけではなくて、ボディの厚みはむしろ焼くと増す感じ。

こう…、ブリンっと。

全長も、個体差は多少ありますがこんな感じ。

*そもそも「ラムチョップ」ってなに?

ラムチョップ=ラム(生後1年未満の仔羊)の、骨付き背肉」。

そして「ラムチョップ」は、『ラム+チョップ(叩き切る)』からなまえが来ています。

では『チョップする前』はなにかというと、「ラムラック」です。

塊の状態が「ラムラック」で、切り分けたら「ラムチョップ」。

ラムラックもドーンと焼きたいな〜。結局切り分けて焼くのであれば、最初から「ラムチョップ」を頼んだ方が作業はラクですね。

▼届いたら、小分けにして冷凍保存

一気にひと袋分食べる場合は別として、何回かに分けて食べる場合はあらかじめ小分けにして冷凍しておくと便利。

密閉パックに入ったラムチョップは、しっかり冷凍されているのに1本1本離すのもカンタンでうれしい状態で届きました。

お肉が悪くならないように、届いたらすぐに1本ずつラップを密着させるようにして包むのがおすすめ。それらをまとめてジップロックに入れておきます。

【簡単】ミックススパイスでマリネしたラムチョップのグリル

届いたラムチョップを使って、簡単なグリル料理をつくります。

ラム好きなら、シンプルに塩胡椒だけで仕上げて”ラム本来の甘みや旨味”を堪能してほしいのですが、見た目にも華やかでみんなが食べやすいようにマリネしてから焼くのもオススメ。

まずは、解凍。冷凍庫から冷蔵庫に移しておけばOK

おすすめは、ジップロックごと氷水のなかに入れて、低温解凍すること。急激な温度変化があると一気に水分(ドリップ)が出やすいので、ゆっくり解凍するのがポイントです。

ドリップが出た場合は、キッチンペーパーで軽く拭き取ります。

ただ、世間的には「ドリップ=臭み・取り除くべきもの」というイメージがどうもあるんですが、本来であれば『ドリップが出ないように解凍する』のが理想的。

ドリップが出ているということは、お肉の旨味や栄養素も出てしまっていると言うこと。”臭みを取り除くためにドリップを拭き取る”という作業を鉄則にするのではなくて、ドリップが出ないように解凍することを鉄則にすることのほうが断然に大切なんです。

①好きなスパイス・ハーブと、オリーブオイルを合わせる

マリネ液」の準備。

マリネ液に入れるスパイスやハーブに決まりはナシ。好きなモノを入れてOK。

「入れるとめちゃくちゃ美味しい」、そんなおすすめスパイスとハーブはこちら。

  • ブラックペッパー
  • 岩塩
  • ガーリック
  • オニオン
  • クミン
  • コリアンダーシード
  • ローズマリー
  • レモンピール
  • オレガノ
  • マスタードシード

わざわざ全部揃えたわけではなくて、家にあったミックススパイスをいくつか合わせた結果美味しくて、裏面の商品説明を見て「これがあればいいんだな」と割り出しました。

市販のミックススパイス・ミックスハーブの裏を見て、これらが入ってそうなモノをぜひ探してみてください。

特に味の決め手として作用するのは、クミンとローズマリー。クミンはぜひとも入れてほしいです。

ローズマリーはドライタイプではなく生を添えて焼いても香りがでるので、ドライは入れなくてもどちらでもOK。

もし迷ったら、今回オーダーしたミートガイさんでも【ミートガイ】 オリジナル オールマイティスパイス (約45g)の用意があるみたいなので、一緒に注文するのもありですね。

ミルタイプのミックススパイスたちを適当な塩梅でゴリゴリゴリと。そこへオリーブオイルを注ぎます。軽く混ぜ合わせれば完成。

マリネ液にラムチョップを漬けていきます。

お肉はもちろん、骨全体にもいき渡るようにコーティングするイメージで。

マリネ液に塩も入っているので程よく塩味が染み込んでいきます。

お肉の表面はオイルで保湿されているので、塩の浸透圧で水分(肉汁)が出ていくことを防ぎ、お肉がジューシー&しっとりに仕上がります。

ジップロックでもいいんですが、ラップをかけるだけでも十分マリネできちゃいます。

ラップだと自由に形状が変わるぶんお肉への密着度が高いし(=お肉とくっつく表面積が大きい)、資材の消費も少なくすみます。ジプロックって….貴重だし(?)

マリネ液に漬けて2.3時間〜半日程度、冷蔵庫に入れておきましょう。焼く1時間前に冷蔵庫から出して、常温に戻します。

②グリルパンで付け合わせの野菜を焼く&ローズマリーの香り出し

フライパンもしくはグリルパンの準備をします。

ここでひと手間。香味野菜を油で焼き付けながら、生のローズマリーの香りを出します。

ラムチョップ単体のみ食べたい場合は、この②の工程はスキップしてもOK。

今回使った野菜は、玉ねぎ・にんにく・青ねぎ・根生姜。

玉ねぎとにんにくは、それぞれ皮付きのまま1玉を半分にカットしてドン!と。青ねぎは普段なら切り落として捨ててしまう場合も多いかもしれませんが、臭み取りや香りづけにぜひ使ってみてください。根生姜は3mmほどの厚さにスライスして数枚ポイっ。

玉ねぎは火の通りに時間がかかってしまうので、あらかじめ皮付きのままレンジで加熱しておき、焼き目をつけるイメージで。玉ねぎローストはこちらも参考にしてみてください。

③オーブントースターなら簡単・ラムチョップの失敗しない焼き方

さっきフライパン・グリルパンの準備をしてたのにオーブントースターで焼くの?と思うかもしれないんですが、”ラムチョップを初めておうちで焼く”ときは圧倒的に失敗しにくい方法で食べてほしいのです。

フライパン・グリルパン・スキレットなどで焼くのって、意外と慣れてないと難しい。うっかり火を通し過ぎるとお肉も硬くなってしまうし。

オーブンシートまたはアルミホイルを敷き、マリネして常温に戻したラムチョップにローズマリーを乗せて焼きます(②の工程で野菜とローズマリーを焼いた場合は、そのローズマリーを乗せればOK)。

ペーパーが焦げ付くと煙がたちやすいので、煙くなるのがやだな〜という場合はアルミホイルがおすすめです。

ぜひ守ってほしいのは、

  • オーブントースターを220度〜240度で十分に予熱する
  • 6〜7分ほどで表面を一気にこんがりと焼き上げる
  • 余熱で中に火を通す

たったこれだけ。

ミートガイさんのラムチョップは1本が小ぶりなので、焼き時間はこれくらいでも十分に焼きあがりました(ワタシ統計)。

アルミホイルを敷いて焼き上げた場合は、取り出したあとにそのままアルミホイルのフチをつまんで包んでおくと、より余熱の保温効果があってしっとり仕上がります。

フライパン・グリルパンでの焼き方も、基本的には「表面こんがり仕上げで中は余熱で火入れ」です。

だんだんと表面がこんがりして、じんわり肉汁(骨髄)が滲み出てきたのを感じたらちょうどいい頃

オーブントースターに入れておいただけでこの仕上がり。

【仕上がりジューシー&しっとり】ニュージーランド産のスプリングラムって、やっぱり格別に美味しい

オーブントースターで仕上げたラムチョップを、グリル野菜と合わせて盛り付けるだけでごちそうに。

色味のアクセントでラディッシュを仕上げに添えました。

▼「WAKANUI」ブランドのスプリングラムとは

ニュージーランド産のラムを手掛けているレストラン「WAKANUI」

生後1年未満の仔羊であるラムのなかでも、春〜初夏の栄養価が高い旬の状態であるニュージーランド産ラムを扱っているのがこのブランドの特徴です。

ヨーロッパ仕様のラムを扱う「WAKANUI」のラムチョップは、業界でも一目置かれているのだとか。ただでさえ旬なラムを、熟成させているのだからうまいこと間違いなしなのです。

ラムの生産国で有名なオーストラリア産は肥育期間が生後約『6〜10ヶ月』の仔羊。

対して、ニュージーランド産は肥育期間が生後約『4〜8ヶ月』の仔羊。

ニュージーランド産のラムはそもそも、オーストラリア産と比較すると【やわらかい・臭みがすくない・赤身が多い・小ぶり】なのが特徴。

ニュージーランド産のラムチョップを頼んで「小ぶりだプンプン!」というのは、実はナンセンスなのです。

▼やわらかジューシー・ほんのりピンクに染まった焼きあがりで楽しもう

ベストな火入れは、ほんのりピンク色なこの状態。

ラムはあまり火を入れ過ぎると硬くなってしまうし、なにより単純に、しっかりウェルダンにしてしまうとおいしさが半減してしまう。

しっかりと火は通っているのですが、やわらかで水分量の多い状態で仕上げられた時は、じわっと肉汁が滲んでピンク色に見えますので、これを目指しましょう。

おうち時間が増えたので、ますますひと手間かけた料理こそが楽しい。

とはいえ、自宅の調理環境でもとっても簡単に美味しくできちゃうラムチョップのグリルは、気持ちも踊るしレストラン気分を味わうのにぴったり。

クセのないやわらかジューシーなWAKANUIのラムチョップ、ぜひ試してみてください。

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ABOUT ME
ikiiki
都内を主な活動拠点とし、 週半分はオフィスワーカー/もう半分はwebライター&フードディレクターとして活動中。 【主な経歴】 ◆民放キー局にて、グラフィックデザインアシスタント ◆テレビ・映画・音楽現場でのケータリング事業 ◆ケータリングと平行して、都内飲食店でメニュー監修
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