おうちでも、お肉を美味しく食べたい・・・・
安く手に入れたお肉でも、十分美味しく調理することができるんです。
今回は、グラム99円で買った豚の肩ロースを、簡単調理でびっくりするほど美味しく仕上げちゃいます!
お肉を美味しく焼きたいなら、今から紹介することを守ればうまくいきますよ。
なんやかんや、「お肉は常温に戻す」を守れば美味しく焼ける
スーパーでも、結構かたまり肉がどーんと売っていることがあると思います。
お家で調理するとなると、小分けに切って焼かないとだめかな???とか、そもそもかたまり肉を買うことに抵抗がある方もいるかもしれません。
もしもブロック肉を買うことに抵抗があるのであれば、心の底から「ぜひブロック肉買ってみてください!」とオススメしちゃいます。
薄切りのお肉を焼くより、ものすごーく簡単に美味しく焼けちゃう。
かたまり肉を買った時にオススメしたい調理方法は、シンプルに「ソテー」すること。
一番のポイントは、おうちで簡単に美味しく焼く方法としては、お肉を常温に近い温度にしてから焼くこと。
理由は何かと言えば、お肉の火の通り方にあります。
では焼き方を見ていきましょう。
お肉を焼く時間までに常温へ、焼く2分前に下味を。
「お肉を、焼く前に常温に戻しましょう」というのは、火の通り方・焼き目の入れ方を最善にするため。
熱したフライパンに『キンキンに冷えたままのお肉』を焼いた場合、表面だけ焼き目がついて中は生焼けという状態が起こるんです。
生焼けどころか、お肉の中心部を触ってみると冷たい!なんてことも。これでは全然美味しく食べることはできません。
お肉を常温に戻すことで、表面だけがいきなり焦げ付くのを防ぎ、おうちでも簡単に火の通りを上手にコントロールしたソテーが味わえるというわけ。
そして下味は、焼く2分前くらいに行いましょう。
塩を打つのが早すぎると、浸透圧が働いてお肉から水分が出てしまい、いわゆる「ドリップ」が出てきちゃいます。
本来旨味として味わうべき肉汁が外に逃げてしまうし、お肉の表面に水分が出たまま焼いてしまうと臭みの元にもなるので避けましょう。
フライパンにお肉を置いたら、しばらく触らないこと!
さて、焼いていきます。
油を多めに引いて、中火で熱し、フライパンが温まりはじめたらお肉をおきます。
お肉は常温に戻したのでフライパンに入れても極端な温度差は出づらいですが、念には念で、フライパンがアツアツになりすぎる前にお肉をおくことで、焼きムラが減らせます。
気になってすぐにお肉をめくってしまったりフライパンを揺らしてしまうと、焼き目にムラができてしまいます。
綺麗な焼き上がりのためにも、絶対触らないようにしましょう。
じっと焼いていく。
すると、お肉を横から見たときに焼いている面がだんだんカリッとしてくるのがわかります。
わたしはここでスライスしたにんにくをお肉の上に乗せます。
フライパンに直接置いてしまってにんにくが焦げるのを防ぐためと、お肉の上に置いてあげることで柔らかい香りがお肉に移るんですよね。
最初から油ににんにくを入れる場合は、きつね色になったら一旦にんにくだけよけておきましょう。
お肉の上にしばらく乗せて香りを移したあと、にんにくを周りの空いたスペースでさっと焼き上げ、きつね色になった頃によけちゃいます。
今回は高温調理であること&スキレットの蓄温性の高さもあって、揚げにんにくのような感じ。
にんにくのフチが茶色になったらすぐに焦げ出すので、色がついたら引き上げるのが無難。
焼き目がついたらひっくり返し、再び、しばらく触らない!
お肉を横からのぞいたときに、焼き目がカリッとしているのが確認できたらひっくり返します。
目安としては、焼き目から熱が伝って5mm〜7mm幅程度にお肉の色が変わってきた頃。
お肉を触らずにじっと耐えたおかげで、焼き目にムラがなく焼けています、順調順調!
ここからはまたしばらく触らずに、同じく横から見てお肉の色が5mm〜7mm幅程度変わってくる頃まで焼いていきます。
さぁ、もう片面の仕上がりはどうでしょうか・・・・
目指した通りのカリカリ具合!最高です。
ここからは、トングなど上手く使って、お肉の側面を焼き付けていきましょう。
全ての表面をカリッと焼き上げたら、ここからが最大のポイント!
先ほどよけていたスライスにんにくをお肉に乗せて・・・
熱々のままアルミホイルに包むことで、余熱でお肉に火を通していきます。
中まで火を通したいからといってずっと鉄板に乗せておくと、どんどん硬くなってしまう。
アルミホイルを上手に使えば、焦げない&硬くならない!
余熱で中心にじっくり熱を通していきましょう。
仕上がったお肉は、外はカリっ、中はジューシー
カットしてみるとこんな感じ。
中心部はうっすらとピンク色で、お肉は肉汁を含んでいるのもあって弾力いっぱい、そしてジューシー。
カットして出てくる肉汁があまりにも赤みを帯びたピンク色の時は、「追っかけホイル」してもう少し包んでみましょう。
ヘビロテの調味料:カルディの【Black Pepper】ソース
【カルディ コーヒーファームさん】で売っているこちらのステーキ用のシーズニングソース、黒胡椒のパンチが効いててものすごーく美味しい!
- 牛肉とアスパラガスのソテー
- ポークソテー
- 野菜のグリル
などなど、お肉も野菜もこれだけで味が決まっちゃう。
使い方は簡単、「絡めて焼く・炒める」だけ。
今回のポークソテーであればぜひ、『お肉を焼いた後、肉汁の残ったフライパンで温める』ひと手間を!
袋入りで、開けてすぐに使えます♪ 水分があるので油に入れる時はハネに注意してくださいね。
店頭でしか置いてない場合もあるので、通販サイトでは品揃え状況を要チェック!
別のフライパンで、バルサミコ酢と白ワインでさっと焼いた野菜たち・・・・
玉ねぎとゴーヤをスタンバイ!
夏野菜と、ブラックペッパーポークソテーのワンプレート
ポークソテーにペッパーソースを絡め、ガーリックライスと一緒に盛り付けて、完成!
パンチのある味付けなので、男性も大好きなボリューム満点レシピになりました。
一度慣れてしまえば塊り肉の調理は簡単!
実践すればするほど、お肉と会話が出来てきますのでどんどんチャレンジしてください♪
スキレットで焼けば、肉は格段に美味しくなる
今回のレシピ、ステンレス製の普通のフライパンでももちろん大丈夫。
ですが、「スキレット」で焼くのがオススメ。
スキレットは『鋳物』、鋳鉄(ちゅうてつ)製のフライパンです。
スーパーで買ってきたお肉や野菜、スキレットで焼くだけでものすごく美味しく仕上がっちゃう。
焼き目がしっかりついて香ばしく焼きあがり、お肉も野菜も中の水分をしっかり閉じ込めながら焼いてくれるので、すごくジューシー。
油との相性がよく、使えば使うほどスキレットに油がなじみ、耐久性が出てくるのが特徴。使い込んで育て可愛がる、それが魅力ですね。
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