【パリの暮らし】ファッションと芸術のパリ / 黄金のヴィトンと真っ赤なワインと、照れ屋のおじさん 〜 360° earth project / 360度カメラの世界〜

パリは、ただ歩いているだけで、芸術作品に触れることができる街。
ただ歩くだけで、気分が高揚するのです。
…そんな風に書いてはみたものの、ワタシはパリのせかせかした空気にたまーに疲れたりもする。つまりそれほどシャキリと気高い面も持っている。
写真は、「ルイ・ヴィトン」さん。
言わずもがな、世界中で愛されるファッションブランドですね。お店の建物、黄金に光っています。
太陽光線のごとく、建物を駆け抜けるライン。なんと気高い。
パリは信号待ちも気高い、というか、シビア。
パリでは信号無視が当たり前。でも、必ずしも”ルールがない・マナーが悪い”のではありません。みんな行き先や行動目的がハッキリしていて、そしてただちょっと、急いでいるだけ。
街中の細道でふと目をやると、現代のパリの喧騒の傍、おじさんがひっそり佇んでいたりします。
ただ空をぼーっと眺めていたり、誰かと待ち合わせをしているのかお店のドア横でただひたすら立っていたり。車もいつも渋滞で、人は急いで歩いている….そんな中で、パリを穏やかに彩ってくれる要素でもあるなあとホッと感じるんです。
パリの街中でちょっと疲れた時は、おじさんに目を向けてみると心が癒されたりします。
このカフェは、【サン・ジェルマン・デ・プレ】のマルシェに行った帰り、ひと雨ふられて雨宿りしたカフェ。お店の前でおじさんも雨宿りしている…
この後雨が落ち着いたらどこかへいくのかな?と思ったら、結局雨がすぐには止まなくて。おじさんは、お店に入って温かいポトフを美味しそうに食べ始めました。か、可愛い。
可愛いなぁと思ってみていたら、目が合ってしまって。おじさんは「ふふ」っと笑って、ポトフに入っている牛骨の中の”髄”を美味しそうにほじくって食べました。パリのカフェでよくみる光景は、『ポトフに入った牛骨ほじほじ』・・・。
本場パリ生まれの「ポトフ」は、STAUBの1人用ポットに野菜とお肉がごろっと入ったスタイルで出てきます。ランチどきになると、「牛骨ほじほじ」が見れます。
みんなほじくって骨の髄を味わっている。
しばらくするといつのまにかお店の中には人が溢れて、なんだかおじさんがお客さんをたくさん呼び込んだんじゃないか?という景色になっていました。
ちなみに、このカフェのおじさんオーナー。ぶっきらぼうだしオーダー取るのもすごく素っ気ない。感じが悪いのか?と思ったら、頼んだワインを「たくさん飲むだろう」と言ってグラスにかなりの量を注いでくれました。『なんだ優しいんじゃない』って思ったけど、それ以上に、たったのひとことふたこと・ちょっとの仕草でおじさんの性格を決めつけたジブンが恥ずかしくなりました。
パリのおじさんはおしゃれで、そしてとっても優しい。