カルディで手に入る「ナンファー トムヤムペースト」。
カルディには、このほかにも「トムヤムクンの素」や「トムヤムペースト」の仲間たちがいくつか並んでますが、個人的には今回紹介する【ナンファー トムヤムペースト】推し。
理由は明瞭簡潔、『使い勝手が良い・味が本格的・香りも最高!』。
ペーストをさっと溶かして一煮立ちさせるだけでも立派なトムヤムスープに。
今回は、あっという間にできる【5分でできるトムヤムフォー】を紹介。
ちなみに、どのくらい簡単なのかを伝えるためなので、具材はシンプル。
もはや ”素うどん” ならぬ、”素フォー” レベル。
▼そもそも、「トムヤムクン」の意味って?
タイを代表する、そして世界3大スープにも数えられる「トムヤムクン」。
トム=煮る・ヤム=混ぜる・クン=海老
直訳すれば、「海老やらなんやら煮込んだたべもの」。
トムヤムクンとよく呼ばれているものは、”海老が入ったスープ仕立ての鍋”なんですよね。
極論、エビちゃんがいないのであれば、トムヤムクンではない。
【トムヤムペースト=辛くて酸っぱいスープの素】
「今回紹介するペーストを使って再現できる味」とは、厳密に言うと「トムヤム」というわけ。
名称にも「サワースープペースト」と書かれていて、このペースト自体に海老の存在はありません。
- レモングラス
- ガランガル (見た目はショウガのようなスパイス)
- 植物油脂
- 唐辛子 (タイ唐辛子といえばプリッキーヌ)
- 砂糖
- シトラス葉 (タイ料理でよく使うこぶみかんの皮)
- 玉ねぎ
- 食塩
…etc
その日々はもうね、とにかくタイ料理ならではの食材に触れることが楽しくて楽しくて、その時覚えた味は今でも忘れません。
「レモングラス・ガランガル・こぶみかんの皮」ももちろんお馴染みの食材であり、毎日のように食べたり調理したからこそ、このトムヤムペーストの味の良さを伝えたい〜。
▼作り方①:フォーを茹でる
この【フォー】もカルディで売ってるお気に入り、これはベトナムのフォー(ライスヌードル)です。
かなり食べ進んでいるので中身ほぼないんですけど、これは8玉入って小分けになってるところが使いやすい。
くるりと巻かれた状態で乾燥麺が入っているので、ポンと鍋に入れるだけで楽チン。
ベトナムは麺料理が多彩で奥が深い!、そんな国の麺だから、めちゃくちゃ美味しいというのがワタシの持論。
ベトナムでは、麺は「フォー・ブン・フーティユ」などなど、あげたらキリがないくらいに種類が細分化されている。そして”この麺にはこの出汁”とか、食べ方にもこだわりがあって面白いんですよね。
日本と同じで縦に長い土地をしているベトナムは、北部と南部で好まれる麺も違うというからこれまた面白い(日本でも、そばやうどんの好み分かれますもんね)。
▼作り方②:フォーが茹で上がったら、湯にトムヤムペーストを溶かしてひと煮立ちさせる
じゃん。ペーストはこんな感じ。
油分とペースト部分をバランスよく取って使うのがポイント。
終盤、瓶の中がペースト状の部分だけになってカチコチになっちゃうことがあるのでバランスよく使うと良いですね。
はい、ジャブン。
さっきフォーを茹でていたところに、そのままペーストを溶かし入れました。
ちょっと見た目が寂しかったので、春菊を泳がせた…春菊も合うんですよ!
【フォーは別茹でが良い?】
今回、「いかに簡単にトムヤムフォーがつくれるか」を証明するために簡単な工程を紹介してますが、
『トムヤムスープは、よりクリアな仕上がりでさらっとしたキレのある仕上がり良い!』と言う場合は、フォーを別茹でし、あとで煮立てたトムヤムスープを合わせる方法がおすすめです。
とろみのある口当たりがお好きだったり、辛さをマイルドにしたいと言う場合は、フォーを茹で上げたお湯にそのままペーストを溶かして仕上げるだけで優しいトムヤムになりますよ。
完成!:ライムを飾ってフレッシュな酸味を足すとグッと旨味アップ
はい、もう完成!(あまりにも質素がすぎる”素フォー”…)
香りづけと見栄えのために(!!)、ライムをスライスして飾りました。
辛さと酸味が本格的で、タイ料理レストランで調理していた身としても「このペーストで十分やん…」と唖然としたレベル。
麺の種類を変えても楽しいし、ここにごはんを入れても美味しい…。
なんなら、マグカップにちょっとした具材とナンファー トムヤムペースト入れて熱湯注ぐだけで、即席トムヤムスープができちゃいますから!