新型コロナウイルスの影響で、外出自粛モード。ワタシも、週に1回の買い物以外は完全におうちで過ごしています。
そんないま、あなたも「馴染みの美容院に行きたくてもなかなか行けない」と悩んでいるのでは?
きれいに入れたブリーチ・ハイライトも、時間が経てば伸びた生え際が気になったり、「黄色っぽいブリーチ毛が線になって入っているだけ」状態。
なかなか外に出られないときも、自分でどうにかケアできないかと実験。
今回は、市販のブリーチと「リーゼ泡カラー」を使って、自分で好みの色にハイライトを入れてみたら、いい感じに仕上がったのでご紹介します。
【用意するもの】ブリーチ剤・ヘアカラー剤・そのほか小道具
イメージしやすいように、必要なものと染め方の工程を先にご紹介しちゃいましょう。
▼用意するもの
- ブリーチ剤(フレッシュライト メガメガブリーチ)
- カラー剤(リーゼ 泡カラー)
- アルミホイル、ゴミ袋:ハイライト用
- コーム、ヘアゴム、ヘアクリップ
- 保湿クリーム、フェイスクリーム:皮膚保護用
《あらかじめ準備しておくこと》
・アルミホイルは20cm四方にカットし、ハイライトを入れたい数分準備します。例えば、20本のハイライトを入れたいなら、20枚分用意しましょう。
・ゴミ袋は、周囲の飛び散りを防いだり、肩をおおうケープ代わりにもなります。袋の一片に切り込みを入れて、ひろげて使うと便利。
・染める前に、[おでこ/耳周り/襟足/首]にクリームを塗って保護してください
▼染める工程
- ブリーチ剤でハイライトを入れる
- カラー剤でハイライトに色を乗せていく
①市販のブリーチ剤を使って、自分でハイライトを入れるやり方
まずは、市販のブリーチ剤で、髪の毛全体にハイライトを入れていきます。
どのブリーチ剤を使うか迷うかもしれませんが、実は市販のブリーチ剤って成分はそこまで大きく変わらないと言われています。
ワタシが使ったのが、【フレッシュライト メガメガブリーチ】。
結論からいうと、こう。
- 染まり具合に問題なし
- 扱いにくさもなし
- トリートメントつきでキシみも出なかった
いざ調べると、強力な『ホワイトブリーチ』がいいんじゃないか?、『パウダーブリーチ』ってやつがプロっぽいのか?と迷っちゃうと思いますが、奇をてらうよりも王道がおすすめ。
▼「フレッシュライト メガメガブリーチ」で、ブリーチ剤をつくる
簡単に解説すると、ボトルに入ったベースとなる液剤に、「パウダー剤・チューブのクリーム剤」を入れて合わせることで、ブリーチ剤を作ります。
パッケージ箱の裏に、ボトルを固定できるよう点線が入っているので、押し込んで開ければボトルがちょうど入ります(しっぱいして箱がぐちゃっとしてもほら…大丈夫。。)
飛び散らないようにしっかりとキャップをして、中身が均一に混ぜ合わさるようによく振って完成させましょう。
※一度混合させたブリーチ液は、時間を置くと液剤たちの反応によってどんどん膨張しあふれてくるので、ここからあまり時間をかけすぎないように
▼ブリーチ剤をボトルから出し、コームですくうようにして使う
ワタシはいつも、ちょっと髪を切るときや染めるとき、あらかじめ、洗面台にゴミ袋を広げておきます。
飛び散り・よぼれ防止にもなりますが、一角をつかって”作業場”をつくります。
ということで、洗面台のスペースにブリーチ剤を出し、コームですくって塗っていきます。
「ボトルを逆さにして塗っていくと途中液だれしやすい」というのもあるので、今回は別のコームで塗っていきます。
▼髪をブロッキングする:ハイライトを入れたい箇所にブリーチ剤を塗り、アルミホイルを使って包む
「ブロッキング」とは、染めやすいように&塗りムラが出ないように、髪の毛全体をブロックに分けて置くことです。
ワタシの場合はヘアゴムでざっくりわけます。
今回はまずハイライト入れるので、ブロッキングといってもどのみち『限られた箇所にだけ塗る』ことが前提なので、こんな順番。
- 頭頂部をちょんまげにする
- 残った頭半分から下のゾーンでハイライトを入れたい箇所つまんで塗り、アルミホイルで包む
- 頭頂部のちょんまげをほどき、表面のゾーンでハイライトを入れたい箇所つまんで塗り、アルミホイルで包む
実際に見た方が早いので早速みてみましょう。
あらかじめカットしたアルミホイルです。
髪の毛をつまんで、アルミホイルを下からあてがい、ブリーチ剤を塗っていきます。
※あとで色抜けの進み具合をチェックするとき見やすい箇所から塗っていきます。どうしても塗るタイミングに時間差ができちゃうので、最初に液剤を塗った場所でチェックすれば安心です。
取った髪の分量がそのままブリーチ毛になるので、幅はお好みで。
今回は「細かくハイライトを入れる」目標なので、つまむ毛束は少なめにしてます。
取った髪全体に液剤が回るようにたっぷり塗り、アルミホイルをしっかり折り込んで包みましょう。
生え際・根元からべったりつけると頭皮が痛みますし、液剤がしみて人によっては体感的にも痛くてヒリヒリします。
なるべく生え際ギリギリはさけて塗りましょう。
それは、伸びてたハイライトを利用して、グラデっぽさをねらうため。
このあとヘアカラーを全体に塗り重ねていくんですが、そうすると『生え際から全体がヘアカラーのトーンで染まってて、ハイライト入れたところだけさらに明るく発色している』感じになります。
アルミホイルでハイライトを入れる方法は、美容師さんの手順と変わりません。
コツをつかむまでは難しく感じると思いますが、ある程度慣れればそんなにこわがることはないです。
ワタシは、洗面台の大きめな鏡をメインミラーにして、もうひとつ合わせ鏡を用紙して後頭部を見ながらやっていきます。
◆ブリーチの進み具合(色抜け)にかかる時間
正直、人によります。
もともと髪の黒い色素が強めな人は、色が抜けるまで時間もかかるので、パッケージの表示時間にとらわれすぎず「自分の目で抜け具合をチェック」してください。
ブリーチが終わったら、一度髪を洗って流しましょう。
このつぎは、ヘアカラーで髪全体を染めていきます。
カラー材によって「乾いた髪に使ってください」など指定があるので、その場合はしっかとタオルドライのあとにドライヤーで乾かしておいてくださいね。
②市販のヘアカラー剤を使って、ハイライトに好みの色を入れるやり方
今回は、ワタシが使って仕上がりに満足できたヘアカラー剤を使って紹介します。
こちらの【リーゼ 泡カラー】を使います。
いろんな色があるんですが、今回は「ブリティッシュアッシュ」をつかって、過去に染めていた「グレージュ・グレーアッシュ・シルバーアッシュ」系の印象を取り戻す計画。
この「泡カラー」の良さを結論からいうと、こう。
- 泡を髪の毛に揉み込むだけなので扱いやすい
- パッケージの仕上がりメージに偽りなし!と思えた
- トリートメントつき
泡カラーがここまで優秀とはびっくり。
基本的には美容院で染めてもらうけど、ちょっとしたレタッチや美容院になかなか行けないなんてとき、理想通りのカラーに染められるなら嬉しい限り。
▼「Liese:リーゼ泡カラー」で、カラー剤をつくる
こちらもパッケージと取扱説明書をみながら、材料を混合していきます。
特に難しい工程はなく、ボトルに液剤を入れて完成させましょう。
「泡カラー」というだけあって、このカラー剤は泡状になってボトルから出てきます。
髪の毛全体に、しっかりと泡をなじませましょう。
説明にそって時間を計り、髪色をチェックしたらしっかりと洗い流しましょう。
トリートメントつきなのでケアもできて最高。
▼リーゼ泡カラー、人気の「ミルクティブラウン」「ブリティッシュアッシュ」のほか、どれがおすすめ?
リーゼ・泡カラーは、現在「22色」ものラインナップがあります(※販売時期により変更する場合があるのでくわしくはHPで)。
大きくわけて、スタンダードに染めたい人向けの『ナチュラルシリーズ』と、個性的でよりサロンっぽいカラーに染めたい人向けの『デザインシリーズ』。
ワタシが選んだ「ブリティッシュアッシュ」は、検索した時点でデザインシリーズの1位でした〜。
花王さんの公式ページにあるカラーチャートが見やすくなっているので、好みの色を見つけてみてください。
【ブリーチ×泡カラー・ブリティッシュアッシュ】:自分好みのハイライトが完成!
どうです?
アッシュ感、出ましたよね?
しっかりと強めにブリーチで色を抜いているところ、ちゃんとハイライトが入りました。
ハイライト入れたところは明るめアッシュ、
それでいて髪全体も「ブリティッシュアッシュ」のスモーキー感とほんのりグリーンっぽいスパイシーさ(ついおしゃれそうなワード使いたくなる)。
▼2Way「透明感+深い色味」が、ハイライトを入れた髪を自然になじませてくれる
個人的にうれしかったこと、
『照明(太陽光)の当たり具合で髪色に変化がある』
これについては、泡カラーの公式でも【光と影で楽しむ2Wayカラー】って銘打ってました。
製品として、[光が当たるところ:透明感]・[光が当たらないと:深い色味]というように、ちゃんと計算されていたんですね。
プッシュどころだったんですね、まんまとしてやられましたよ(?)
ハイライト入れてないベースの髪も、泡カラーで結構「透明感」出てくれたので、ハイライトも浮かなくて全体のなじみ方が最高でした。
このアッシュ感をキープするには、ふつうのシャンプーよりも色持ちをよくしてくれる【ロイド・ムラサキシャンプー】がおすすめ。
せっかく綺麗な色に染めても、しっかりアフターケアをしないとどんどん色落ちが進んでしまいます。
カラーシャンプーは、カラーの抜けが進んで痛む・キシむ髪を優しく保護し、黄ばみを抑えてブリーチカラーをキープ。あなたの髪色にあわせてカラーシャンプーを選んでみよう。