気がつけばApple 製品に囲まれ、俗にいう「Apple 信者」におそらく該当するワタシ。
それでもなぜかまだ持っていなかったのが【AirPods Pro】。
今まではどちらかといえばオーディオ周りは音質重視で、SHUREのイヤモニタイプを愛用。カナル型で没入感のある聴き心地と、ベースを弾く際にも使っていたので低音や中音域の出方などを気にしてチョイスしていました。
ここにきてワタシがついに AirPods Pro を買おうと思い始めたきっかけは、近頃こんな問題を抱えていたから。
- リモートワークが増え、あらゆる『生活音』が仕事に支障をきたすレベルに
- 家族との生活リズムが合わない日も多く、睡眠や起床時のトラブルが増えた
- SHUREの有線イヤホンとApple製品とでは不便も多く、他にBluetooth イヤホンは持っていたもののどれもしっくりこない
一番辛かったのは、「咀嚼音」「夜中や早朝のドア音」「換気扇の音」など、身の回りにある様々な生活音。
複合的なストレスで聴覚過敏になってしまい、少しの音でも気になるようになってしまっていました。
結果時に、仕事に集中できなかったり、睡眠の質が下がったり。
対策としてまず耳栓を買ってみたものの、一時的な生活音を防ぐことは叶っても『必要な音が聞こえない』ことの弊害が。例えば日によって『耳栓をしているとアラームに気づきにくい』などもあったし、何より、楽しくない自衛は逆にストレスを増加させる。
そこで、少しでも今の生活が良くなることを期待し、藁にもすがる思いで購入を決めました。
AirPods Pro は、これらの機能により一瞬で生活が変わる予感を見事に体感させてくれて、実際に人生を変えてくれました。
- ノイズキャンセリング機能が雑音を消してくれる
- 外部音取り込みモードで必要な音を聞くこともできる
- 言わずもがな、iPhone や MacBookとの親和性が高くストレスフリー
- 睡眠中は耳栓代わりになり、耳栓ほどの圧迫感もなく、夜間や早朝に起きなくなった
- 耳栓装着時に聞こえずらかったアラーム音も、AirPods Proから直接耳に届くので寝坊がない
【装着した瞬間、周囲の雑音が消えた】AirPods Pro は魔法?
AirPods Pro が届き早速開封をするやいなや、いきなり、くらった。
ここまで『早く買えばよかった…』と思った買い物はあっただろうか、人生におけるイイ買い物ランキングをつけるとしたら、余裕でTOP10に入る。
何にそんなびっくりしたかって、【ノイズキャンセリング】。
過去に”AirPodsもどき”を使っていたことはあったので、ケースを開けるだけですぐさまiPhoneとのデザリングが完了することについては驚かなかった。
「はいはい、やっぱデザリング簡単だよね〜 、じゃあ曲でも流して音質はどんなもんか聴いてみようかな〜」と耳に装着した瞬間に、言葉を失った。うそ、絶叫した。
▼AirPods Pro はただのイヤホンではない、自分の世界に没入させてくれる
冒頭であげていた悩みの種、生活音・周囲の雑音が突如消えました。
開封時、すぐそばで家族が会話していたり食器を洗っていたはずなのに、いきなり音のない世界に連れて行かれたような感覚。
聴覚過敏になってから、食器がカチャカチャする音や、スナック菓子をサクサクと食べている音にさえストレスを感じていたワタシ。でも自分以外にとっては何の悪気もない”生活音”なわけで、やめてなんてもちろん言えないわけで。だからこそ、家族の行動を制限したり何かお願いすることなく自衛ができることを確信し、心底喜びました。
しばらく使ってみると、AirPods Proのノイズキャンセリング機能がどのような音を遮断し、拾うのかが体感的にわかってきました。
- 「外部音取り込み機能」との切り替えを行うことで、必要なときに能動的に聞くことも可能
- 「ノイズキャンセリング」をONにしていても、電車のホームアナウンスや大きめの警報音などは聞き取ることができる(耳に届く、というイメージ)
- 音楽再生している時は特に、雑音が消えて音楽に集中できる
これらはすでにApple側がAirPods Proの魅力を語るうえで当然のように紹介している内容そのものですが、実体験してしまうと改めて感動するものですね。
▼リモートワークの強い味方
普段、家の中でミーティングに参加することも多く、ほぼ毎日meetやSlackなどのツールを使って通話やビデオ通話をしています。
これまではただただ有り余っていたApple純正の有線イヤホンをMacに挿して使ったり、1人きりの時間は周囲の音も入らないからイイかとMacの内蔵マイク・スピーカーで対応してました。
この方法に満足していたわけでは当然なく、(もちろん会議中は1人になれる部屋に居るものの)家族がテレビを見ていたりすると遠くの方で鳴っている音が聞こえてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしたり、周囲の雑音があると相手の声が聞き取りづらいこともあって、入力・出力ともに悩ましかった。
AirPods Proは、この悩みまでもすぐに解決してくれました。
- ノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音が消えるため相手の音声が聞きやすくなった
- ミーティング前のサウンド設定に時間と手間を割かなくなった
デザリングが簡単ということは、PCを立ち上げた途端すぐに設定も完了してしまうということ。
iPhoneで直前まで音楽を聴いていたとして、「ミーティングの時間だ!」とMacを開けば、自動でMac側の動作に合わせてくれる。
普段、仕事以外ではPCから音声を直接出力していたり「Background Music」というアプリケーションを使って音声の出力/入力をしているため、有線ケーブルのイヤホンを使っている場合には都度都度Macの[設定>サウンド設定]を開いて切り替えが必要でした。
この煩わしさからの解放も、かなり嬉しい。
▼AirPods Pro 用の「ダストガード」なるものを購入
ケース本体にマグネットが使われているため、使っていくうちに埃や砂鉄(微粒のゴミなど)が付着してしまう AirPods。
「ダストガード」を貼ることでこれらの侵入・付着を防いでくれるというもの。
デザイン的にかなりピッタリサイズに設計されていたので貼るのに一苦労した。
とはいえ、結構いい感じに貼れた。
一緒に買ったAirPods Pro の専用ケースも差し色がゴールドのものを選んだので、ダストガードとも相性は◎。
2022年7月、ついにApple製品が大幅値上げに踏み切った
円安の影響で、Apple製品が値上げされるのでは?!と噂が広がっていた同年6月。
「やばい…本当に値上げを避けて通れない状況な気がする…よし、買おう」と踏ん切りがついたこともあり、6月下旬の『楽天お買い物マラソン』を利用してAirPods Proを買いました。
前回の『楽天お買い物マラソン』で溜まった約10,000ポイントを使いつつ、当時 楽天モバイル公式 楽天市場店で「27,000円」で販売されていたものを購入。
2022年7月現在の販売価格が「35,000円」なので、8000円も値上げされていることに…。
とはいえ、Apple オンラインストア での販売価格は「38,800円(税込)」になっていることを考えると、それでも 楽天モバイル公式 楽天市場店での「35,000円」はお得ですね。