ブリーチした髪の毛は、しばらく経つと黄ばみや痛みが気になるし、せっかく入れた色も抜けていくしでヘアケアが悩みどころ。
ブリーチの色抜けや黄ばみを抑えるための手っ取り早い対策としては、【ムラサキシャンプー】を使って洗うことをオススメしているし、ブリーチした髪に直接好きな色味を入れていく方法としては【MANIC PANIC:通称マニパニ】、つまりカラートリートメントを使うことをオススメしているんだけれど…..
と、ふと、あることを思いつきまして。
いつもブリーチ後は、「透明感を保つためにムラサキシャンプー」×「ほんのりパープルアッシュにするためにマニパニ(色:パープルヘイズ)」を両方使っているけど、
もしかして、シャンプーにマニパニ混ぜたら、ムラサキシャンプーになるんじゃないの・・・?と。
かつ、色彩検定で得た知識が頭によぎり、「黄色の反対色は紫という理論でいけば、カラートリートメント(紫)を上手に使うことで黄ばみを抑えることができるはず!」と。
というわけで、手作りのムラサキシャンプー、作り方をご紹介していきます。
※はじめてカラーシャンプー・ムラサキシャンプーを使おうとしている方は、まず初めは市販のムラサキシャンプー(ロイド)を使用することをオススメします
カラートリートメント(マニパニ)を用意
今回はムラサキシャンプーをつくるので、紫の色味を用意します。
ワタシは「パープルヘイズ」という種類を愛用。カラートリートメントとして使うのはもちろん、手作りムラサキシャンプーにももってこいなのでぜひ。
好きなシャンプーにマニパニを混ぜる
市販のムラサキシャンプーのなかでワタシが愛用中なのは、ロイド・ムラサキシャンプー。
トロピカルな香りで使い心地も申し分ないけれど、「普通のシャンプーをカラーシャンプーに変身させられる」って考えると、自分好みのシャンプーがつくれるというシンプルな喜びが。
配合は、シャンプーに対してカラートリートメントを1割
今回は見えやすいようにガラスの器を用意してみましたが、100円ショップなんかで売っているシャンプーボトルやプラスチック容器を使っても良いと思います。
分量をきっちり測りたい人は、メモリつきもいいですね(ワタシはだいたいでやっちゃいますが)。
シャンプーとマニパニをよく混ぜる
今回はスプーンでかき混ぜていきます。
シャンプーの粘度によって、とろみ具合といいますかもったり具合といいますか、若干変わると思います。
今回ワタシは透明度の強いシャンプーを使ったので、色もクリアな仕上がり。
全体を混ぜ合わせれば手作りシャンプー完成
混ぜ合わせて完成。
めっちゃくちゃ簡単にできあがっちゃいます。
初めてカラーシャンプーを使う人にも手軽に買いたい人にもオススメのロイド・ムラサキシャンプー、
対して、使い慣れた人にもたっぷり使いたい人にもオススメの手作りムラサキシャンプー。
長くブリーチヘアを続ける人にとっては、ヘアケアのコストも気になるところ。
お財布&使いやすさと相談して、使いわけられたら良いかなと思います。
コスパを重視するなら、手作りムラシャンもアリ。
手作りムラサキシャンプーの効果は?
ブリーチしてから3ヶ月。
正直美容院に行ってブリーチ入れ直すなり色を入れ直すなりしたいところだけど、なにかと忙しいとなかなか時間が取れないこともあります。
そんなときこそ日々のシャンプーケア。
・・・お世辞にも綺麗とは言えない、黄味がかったハイライトが気にってしまいます。
この髪に、さきほど紹介した方法でつくったオリジナルのムラサキシャンプーを使っていきます。
- よごれを落とすために軽くシャンプー(普通のシャンプー)
- 手作りのムラサキシャンプーを泡だてながらしっかり洗いこむ
- 髪全体を泡で包んで10分ほど待つ
- しっかりと洗い流し、トリートメントをして完了
洗い上がりは放置せずに、早めにタオルドライ&ドライヤーで乾かしましょう。
黄ばみが抑えられた実感は得られたか
ムラサキシャンプーを使っていると本当に黄ばみが抑えられるということを実感しているワタシなので、期待が高まります。
手作りのムラサキシャンプーでもしも効果が現れるのなら、今後実践する選択肢しかありません。
さぁ、どうなったでしょうか。
(髪を結わいてしまったのでうねりはご了承ください)
はい、ムラサキシャンプーの効果同様に、アッシュ感が戻ってきました。
黄色の反対色である紫をいれると補色の効果で黄ばみが抑えられるし、なおかつブリーチでなによりも大切にしたい『アッシュ感・透明感』が再現できるのは嬉しいです。
もちろん、市販のムラサキシャンプーの効果はワタシも実感しているし、なんてったって配合する手間もなければお手頃にゲットできるのが嬉しい。
でももし、ムラサキシャンプーを切らしちゃったとか、カラートリートメントを余らせてしまったなんてことがあったら、ぜひこの作り方を参考に手作りしてみてくださいね。
せっかく綺麗な色に染めても、しっかりアフターケアをしないとどんどん色落ちが進んでしまいます。
カラーシャンプーは、カラーの抜けが進んで痛む・キシむ髪を優しく保護し、黄ばみを抑えてブリーチカラーをキープ。あなたの髪色にあわせてカラーシャンプーを選んでみよう。