さて今回は、ライターとブロガーの違いについてがテーマです
ライターでもありブロガーでもありますが、それぞれの活動の違いや、記事を執筆する意味合いの違いについてをご紹介していきたいと思います
『好き』をどう活かすのか→仕事で?プライベートで?のヒントにもなるテーマだと思うので、ライターやブロガーに興味がある方も、働き方・生き方に興味がある方も、「なるほど〜」と考えていただくキッカケにしていただければ嬉しいです
ライターとブロガー、同じようで全然違うもの?
さていきなり本題になるのですが、2つの違いはどこにあるのでしょうか。
ますは共通点から見ていきましょう
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まずはコレですね!
すごく基本的な要素ですが大事なことなんです
共通点が見えたところで・・・・
[voice icon=”https://search-for-mylife.com/wp-content/uploads/2017/06/5864aecdae5814113cbd159064f02caa.jpg” name=”ikiiki” type=”l”] 実は、共通点である一方で、
ライターとブロガーにとっては記事が持つ意味は全く別物なのです
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さあ、ここからは違いを見ていくこととなります。
今回は、「働き方」としての2者に注目しますので、記事の持つ意味の違いに加え、どのようにして仕事が成り立っているのかも見ていきましょう!
*コピーライター・シナリオライターなどもいらっしゃいますが、今回は記事のライティングとしてのライターを主に扱っていきますね
ライターとは
クライアントが存在し、
求められた記事テーマ・内容に対して執筆する人
<雑誌、webなど、掲載媒体は様々ありますが、ここでは広義で扱いますね>
- 編集社などに属して社員として活動する人
- 「フリーライター」として個人活動する人
・・・クライアントからの依頼を受けて執筆する点は共通
「よろしくお願いします!」がスタートライン
[voice icon=”https://search-for-mylife.com/wp-content/uploads/2017/06/08.png” name=”ikiiki” type=”l”] 「こんな記事を書いてね!」と依頼に基づいて執筆するのがライター [/chat]
報酬は、クライアントから受け取ります、ライターの記事・制作物が商品であるわけですね。
寄稿を依頼される場合もあれば、ライター自身が自分で営業という形で売り込むこともあります。実績があればあるほど営業もしやすいのはどの業界もそうですが、ライターも同じ。
クラウドソーシングで始めるライター活動
大手の編集者で実績があるわけでもないし、フリーランスになったりましてや一個人でライターになんてなれないじゃん!とお先真っ暗にならなくても大丈夫。
最近では、クラウドソーシングも普及し始めています。
”仕事をしてほしいヒト・仕事をしたいヒトが集まる場所 ”というイメージで、条件がマッチした場合に、執筆作業スタート&完了・納品したら報酬を得られる仕組みです。全くの未経験でも執筆は可能で、案件も豊富にあります。
種明かしをすると、「こんな記事を書いて欲しい」と仕事依頼をする側にもいろんな方々がいらっしゃいます。
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- 法人・大手の雑誌社、webオーナーさま
- 個人のサイトオーナーさま、その他 自治体・個人の団体さま
つまり、依頼主もまた大手企業さまや出版社さまというわけではなく、『作り手』としてオリジナリティを持った方々であったり、また個人事業主の方も多いのです。
しかも、個人のライターさん(特にクラウドソーシングに登録される方々)に求めているのは、『体験談・等身大の声』が多いです。
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- あるコスメ商品を利用した感想を書いて欲しい
- 主婦のあなたが、今子育てて悩んでいることを教えて欲しい
- 婚活中のあなたが最近体験した婚活パーティーについて聞かせて欲しい
などなど、あなたの日々の体験は、多くの媒体にとって ”お金を払ってでも欲しい貴重な情報” なのです。
「一人前のライター」であることを求められているとは限らず、一般的に読みやすい日本語を使って書くことができれば、初心者の方でも始めることができます。
まずは「ランサーズ」に登録しよう
クラウドソーシングの登録サイトは、 クラウドソーシング「ランサーズ」 が最大手。
初心者でも簡単にライター活動を始められると紹介したクラウドソーシングではありますが、「ランサーズ」にはライターに限らず、エンジニア・デザイナー・アートディレクターなど、多種のフリーランサーが在籍しています。
それはなぜか、クライアントが多いこと=案件数が多く、毎日のように新着の求人情報があります。
決して萎縮する必要はありませんよ!
多くの企業さまが求めているのは、先ほどご紹介の通り【体験談・等身大の声】です。
[aside type=”boader”] - ゲームが趣味で、四六時中ゲームをやっている!▶︎ゲームのプレイ体験記が書ける
- 家事に追われる毎日、スキルも資格もない!▶︎家事も立派なスキル!家事に関するコラムが書ける
- アイドル大好き!テレビやネットばかりみている▶︎芸能トレンド記事が書ける
- デザインが好きで、イラストレーターは使える▶︎企業サイトにイラストを提供できる
- 写真が趣味▶︎企業主の求める素材を提供できる
どうですか?あなたにもきっと、自分にもできそう!と思える案件が見つかるはず。
見るのもタダ&登録もタダなので(笑)、お時間あるときにのぞいてみてくださいね。
クラウドソーシングの良いところは、すでに依頼主からたくさんの案件が用意されているため、初心者でも手軽に「自分にもできそう」というテーマを見つけて始められるという点。いきなり営業にも行くわけにいかないし、何から始めればいいの〜!という方におすすめ。
独立を考えているけど実績がまだないとか、自分にできるか挑戦してみたい!という方の力試しにも。
[voice icon=”https://search-for-mylife.com/wp-content/uploads/2017/06/7437a7b3083cecf3f54cc17a64831d39.jpg” name=”ikiiki” type=”l”]
登録は無料で始められるのもありがたい!隙間時間に力試ししたい方はこうした場所で腕を磨いてみるのもあり。
依頼を受けて執筆する場合、「記事の所有権=依頼主」となる場合が多いですが、経験や実績を積み、必ず自信に繋がっていきます!
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さて、今度はブログ・ブロガーについて話を移していきましょう。
ブロガーとは
ブログを持つ個人が、
自由に記事テーマ・内容を構成 / 執筆する人
- 個人で作ったブログメディアを、自由に発信・運営する
- 個人運営だが、企業商品の広告・宣伝記事の執筆などを行う人もいる
- 多くの集客があるブロガーに、記事執筆の依頼がくる場合もある
・・・「個人の自由な選定で記事執筆が出来る」点が特徴
自分のブログは、まさに真っ白なキャンバス
[voice icon=”https://search-for-mylife.com/wp-content/uploads/2017/06/08.png” name=”ikiiki” type=”l”]自由に書きたい記事の執筆・サイト運営をする人がブロガー! [/chat]
働き方として見る「ブロガー」:ブログを収益化して活動している方の場合、報酬は広告収入が主になります。(広告掲載、宣伝記事執筆)
ブログ媒体が収益を上げる仕組みは、おおよそはブログに掲載された広告から発生していると言えます。
ライターですと、「1本あたりいくら」という形で報酬が決まることが多く、記事及び記事を書くための取材を含む一連に対して依頼主が支払うものです。
対してブロガーは、ざっくりいってしまえば『記事を書くこと・執筆のために使った時間や取材(調査)』に対する対価は決まっていませんし、明確に「はい、この記事いくら」と決まった報酬をもらうわけではありません。
訪問した読者さまへ「ブログ記事」という形で情報提供し、読者さまがその記事に関連する広告を閲覧・クリックしたとき、差し込んである広告の広告主から報酬が発生します。
ライターと収入の仕組みが大きく違うことに加えて、自分で立ち上げたサイト・ブログに載せた「記事の所有権はブログ主」というのも大きなポイント。
簡単にいうと、自分のブログをサーバー契約して運営し続けている限り、半永久的に自分の生み出した記事はweb上に残り、そしてweb上の資産・財産になります。
*ブロガーさんの中にも、企業さまから依頼されて寄稿するなど、広告収入型とは異なって”クライアントに特別報酬を貰う形”で活躍される方もいらっしゃいます。この場合はライターに近い報酬になりますね。
同じようで、仕組みが違う
[voice icon=”https://search-for-mylife.com/wp-content/uploads/2017/06/091184bcda645b76415dad025b422929.jpg” name=”ikiiki” type=”l”]
「記事を書くスタートライン」と「報酬発生の仕組み」が全然違う [/chat]
なんとなくつかめてきましたか???
「執筆する上で、マインドの自由度が違う」というのが最大の違い。
もちろん、ライターさんにもその”色”があるので個性を出すことはできますが、最終的に<誰かから依頼された記事を完成させる>というゴールに向かうことがライターの前提です。
ブロガーの場合は、運営も執筆の動機もそのジャッジも個人によるものなので、ゴールも自分が決めればいいわけですね。
好きなことを書けば記事になる・・・わけじゃない
ライターは『請負型』・ブロガーは『自己発信型』
これが、『働き方の違い』ということがわかりました。
でも、”書くこと”が共通点であることもまた事実。書くことを主な仕事内容とするこの2つの働き方ですが、自分に向いていると判断するにはどんなところをポイントに見極めるといいのでしょうか。
ここからは、冒頭でお話しした、『好き』をどう活かすのか・仕事でなのかorプライベートでなのかに絡んでくるところにもなってきます。
ライターの場合
多くの仕事はクライアントさんが存在して、そのやりとりの中で事業・制作などが進んでいきます。お互いが設定したゴールに向かって、途中報告をしたり修正をかけたりして、「お疲れ様、ありがとう!」まで持っていく。
というわけで、ライターの場合は「クライアントがどういう記事を求めているか」に着目して執筆していく必要があります。
- クライアントが求める記事、内容に応える
- 納期が決められている
- 文字数制限や、マストのキーワードの存在がある
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自由な発想で自由な記事や作品を書きたい!
というわけにいかないのが、ライターの仕事なんですね〜
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例えば編集社などに所属していれば、発信媒体や扱う記事の内容・ジャンルも固定的になってくる場合もありますし、フリーランスであっても『執筆記事』に対して商品価値が置かれて報酬が発生する以上は、選り好みもできずに案件をとにかくやっつける、というニュアンスになるでしょう。
フリーランスのライターさんであれば、案件ごとに仕事契約しますから、「記事一本につきいくら」という報酬だとする場合も多く、そのため計算上は『一文字単価いくら』という言い方をします。
でも、一つの記事2000字 / 一文字1円を1時間で完成させるのと、同じ内容を4時間も書けて書いたのとでは、単純に時間対価が変わってきますよね。
フリーライターとして生計を立てる人が重要視することの一つ、それは「執筆時間の短縮によって、記事執筆の単価を上げること」
案件ごとに報酬が決まる収益の上げ方をする場合に、多くの記事を書くことが収入をUPさせることでもあります。
例えばフリーでの名が売れているという場合でなければ、そうして執筆活動の実績を多く積み上げることで、ゆくゆくは自分のライター名・記事に商品価値が出てくれば一本の依頼単価も上がってきます。そうすれば、幾分執筆時間を多くとって内容に集中することだって出来てきます。
時間と作業は多少必要にはなりますが、継続すれば結果は見えてくるのも事実。
慣れないうちはとにかく数をこなす・実績を積むしかなく、単価の安い案件を時間をかけすぎずにやりこなすのが第一関門となるでしょう。
サイト構築・ライターをしていると、
依頼案件によっては記事の内容を充実させようとする中でどうしても情報・知識をつけなければ書けない題材もあります。
フリーランスで活動する場合、特に先ほどのクラウドソーシングを利用する場合など、『自分の得意分野でたくさん記事を書き、実績を積む』ことでまずは作業に慣れていくのがとってもおすすめです。「10個は書けた」とか、「報酬が得られた」という前向きな体験をたとえ小さくてもいいのではじめのうちに経験することでモチベーションが上がります。
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もしも慣れてきたり、執筆時間が早くなった実感が出てきたら、ぜひいろんな分野に挑戦もしてほしいです。「仕事・作業をしながらに豊富な知識を得ることができる」と考えれば、調査時間もとっても素敵な時間にできます。
例えばクラウドソージングの中で「この案件は苦手だなぁ」「このテーマは書きづらいなぁ」というものは、報酬単価もそれなりに高いものが多いんですよね。なぜかといえば、『みんな苦手だから!』です。
いきなりこれに挑戦することはしなくていいですが、もし大きく飛躍したい場合にはぜひ「情報収集+勉強+執筆」に取り組んでみてください!
[voice icon=”https://search-for-mylife.com/wp-content/uploads/2017/06/b1a0091630dab9c43dc5fff9e91b88a1.jpg” name=”ikiiki” type=”l”] ライターを志しその職に就いたのに、書きたいことが書けない… [/chat]
好きを仕事にしようとしたライターの悩みあるあるの1つです。特に新卒採用や未経験で入った会社、出版社だったりweb制作会社での経験で、「こんなはずじゃなかった!」という感想を持ってしまうことは多い。
分かってはいても、期待感いっぱいで始めた仕事にがっかりしてしまうことはしょうがないのかも。でも、今の時代は幸いパソコン1つあれば自宅でも仕事ができる時代。学生だって主婦だって、副業をしたい会社員でさえも、自分で選んで「書きたいことを書く・書きたい案件を選ぶ」ことができるようになりました。
もちろん、仕事に慣れてくればいくらフリーランスと言えど案件を好き勝手選ぶわけにも行かない状況だって起こり得ますし苦戦も多い。それだけ”執筆活動”に対して価値を持たせることができるということは、『書くを仕事にしている』点でカッコイイ仕事ではないでしょうか。