パリ

【ルーヴル美術館】カフェ・マルリーで優雅なお食事を:おすすめメニューTOP3!

パリの有名すぎる観光地、【ルーヴル美術館

言わずと知れた世界屈指の美術館ですが、芸術作品を観てその感性に触れるのはもちろん、

ぜひおすすめしたいのは、美術館でカフェ時間を過ごすこと。

観光客も多い美術館の喧騒に疲れるだけじゃ、あまりに味気のない時間になってしまう。

美術館にも負けない格好いい建物の中で、リラックスしましょう。

今回は、美術館に併設されているカフェ、【Le Cafe Marly:カフェマルリー】をご案内。

 

ピラミッドの広場を抜けてカフェマルリーへ

美術館正面に広がるピラミッドの広場を背に進むとすぐ、【カフェマルリー】は見えてきます。

天井がこんなにも高く抜けていて、開放感いっぱい。

店前の廊下には、整然とテーブルと椅子が並んでいて、ここからはちょうどピラミッド広場を眺められるポイント。

パリジャン・パリジェンヌもテラス席が大好きだし、ガイドブックでも何かとテラス席がオシャン!という風潮がありますが、ここのカフェ、断然室内をおすすめしたい。

しかも、1階の、なんてことないテーブル席が落ち着くんです。

よくここのカフェは『2階から広場を望める窓辺がおすすめ!』とレコメンドされますが、窓辺に近い席は外を眺めるには窓の位置が高すぎて結局よく見えないし(笑)、例えばテーブルに置かれたお食事と窓の外の景色を一緒に収めるのは至難の技。

1階の重厚な内装の雰囲気がかっこいいので、わたしは断然1階の室内をおすすめします。

 

カフェマルリーで、ブランチを楽しむ

美術館のカフェといえば、「作品めぐりの合間に軽くコーヒーや紅茶・ケーキを楽しむ場所」というイメージが強いようですが、ぜひこちらではがっつりと”食事”をしてほしい。

カフェだからとあなどるなかれ。

美食の街パリ。美術館のカフェへ、おしゃれして優雅に食事を楽しむお客さんがたくさんいるんです。

カフェマルリーで食べてほしいメニュー、わたしの中のTOP3をご紹介します。

 

No.1:トリュフラビオリ

こちら、わたしの中のダントツ1位のメニュー、「トリュフラビオリ」!

メニュー名の通り、トリュフを練りこんだお肉が包まれたラビオリなんです。

ベースとなっている白いソースの中にも黒トリュフがふんだんに使われていて、もう・・・香り高い・・・高すぎる。

鼻に抜ける芳醇な香りが〜う〜んたまりません。

お皿に書かれた「PALAIS DU LOUVRE」の文字がまたかっこいいですよね。

 

ラビオリの中は、しっとりとして口どけも柔らかい。

ラビオリには別添えでこのパルミジャーノがセット。

追っかけパルミジャーノをするとさらに濃厚なチーズの旨味が広がります。

うぅ〜、このソースをバゲットにつけて食べるとこれまた最高〜。

濃厚なソースは白ワインが進んじゃう。

ちなみにこちら、35ユーロほど。日本円だと、4,500円ぐらいですね。

ちょ〜っとお高めかもしれませんが、せっかくのルーヴルですもの、堪能したもん勝ちです。

パリではレストランで毎度高い食事なんてしなくっていいんですよ。その辺のパン屋さんでサンドイッチ買ったり、デパートのお惣菜やハムと安いハウスワインだけ揃えれば、お部屋での食事も十分美味しい!

美術館などのお出かけ先では贅沢に、基本はリーズナブルに。これが1番!   

 

No.2:ほうれん草のラザニア

ラザニアと聞くと、トマトソースとミートソースとパスタが層になっているものを思い浮かべません?

このラザニアはこんなに薄い!大きなパスタを2枚使って、シンプルに具材を挟み込んで仕上げています。

気になる中身は・・・

ま〜シンプル。んもう、シンプル。

ほうれん草をダイレクトに味わう一皿ですね。

これはですね、食べた感想としては、「ほうれん草だけのラザニアの方が美味しいじゃないか!」。

いわゆるソースやお肉がたっぷり入ったラザニアももちろん好きなんですけど、途中でちょっと飽きちゃうというか。

濃厚なミートソースってだんだんと奥の中でもたれちゃうんですよね。

そして熱々で何層にもなったラザニアって、パスタも時間が経つとペロンペロンになっちゃうのが悲しい。

でも、このほうれん草のラザニアは、パスタにコシが残ったまま最後まで食べられるところが嬉しい。

ごまかしがきかないシンプルな味、ベシャメルとチーズの香ばしい塩気が口の中に素直に美味しさを伝えてくれます。

 

No.3:ミルフィーユ

スイーツの中ではダントツでおすすめNo.1、それがこの「ミルフィーユ

まるでアート、中のクリームが綺麗に並んで、しばらく眺めてしまうこと必至。

崩したくなくて、頼んだことに罪悪感を覚えるくらいだ、あぁこれを崩さなきゃいけないなんて。

ザクッ。

いさぎよくナイフを入れて切り分けて、ガブリと頬張ってほしい。

クリームの甘みが程よくて、だからって『甘さ控えめ』なんてこともない。

よく、甘さ控えめで美味しい〜というフレーズを聞くけれど、スイーツを食べるんだから満足する甘さを感じないなら意味がない!って思ってしまうわたしです。   

生地は厚みもあってサックサク、いや、ザックザクのが合ってる。

クリームと一緒に食べてもふにゃふにゃになることがないくらいのざっくり感。

クリームに馴染んでちょっと柔らかくなるんじゃないのかしらーと思ってはみても、ちょっとやそっとじゃ香ばしさが消えはしない。

頼んだコーヒーを口に含んだ時にようやく口の中でほどけていく。

 

室内で食べているからこそ、面白い出会いがある

奥で打ち合わせているみなさま、Diorさんの打ち合わせをしているご様子で。

1階の室内フロアはものすごく落ち着いた雰囲気なので、集中して食事や会話を楽しむにはもってこい。

個室ではないものの、他のテーブルとの距離も絶妙に離れているのが過ごしやすいポイント。

おっ、なんか足元を通ったかしら??

と思ったら、ニャンコのマルリーちゃんでした(勝手につけた)

穏やかな室内ではニャンコにも会えちゃう。

 

カフェごはんはカード払いOK

いかがでしたか?

カフェといってもコーヒーやお菓子を楽しむだけにあらず。

ご馳走級の食事がここにはあります。テーブル会計で、支払いはカード払いもOK。

というよりも、カード社会なのでむしろカードの方が喜ばれることでしょう。

日本はまだまだ現金払いが根強い国だけど、これからだんだんキャッシュレスが進んでいくんだろうな。

お会計が済んだらチョコレートをそっと出してくれるのがパリ流。

ごちそうさまでした〜、皆さんもぜひ、ルーヴルに来たらここで食事を楽しんでみてください。

ABOUT ME
ikiiki
都内を主な活動拠点とし、 週半分はオフィスワーカー/もう半分はwebライター&フードディレクターとして活動中。 【主な経歴】 ◆民放キー局にて、グラフィックデザインアシスタント ◆テレビ・映画・音楽現場でのケータリング事業 ◆ケータリングと平行して、都内飲食店でメニュー監修
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