【 ダメージジーンズを作ろう】デニムをDIY: オリジナル ダメージジーンズを作ろう!誰でも簡単にできる、デニム穴の開け方・やり方のコツ教えます

今回は、自分で作る「オリジナル・ダメージジーンズ」をご紹介。
ワタシが実際にデニム加工した様子を解説しながら、誰にでもできる方法をご案内。
お部屋に、古くなって履かなくなったデニムや、形や色がなんか気に入らなくてすっかりお蔵入りのデニム、眠っていませんか?
必要な道具はカッター1つ。
自分だけのオリジナルのダメージデニムを完成させて、お金をかけずして「お気に入りの一本」を作ってしまいましょう。
想像以上に簡単にリメイクできるので、技を覚えたらもうダメージジーンズを買わなくていいかも。
デニムに穴を開けるために、必要な道具は?
- お好きなデニム
- カッター
- 不要なカタログ・厚紙など、カッターの刃を入れた時に裏地を傷つけない為のもの
- (切った糸が毛玉のようにたくさん出るので、気になる方は”コロコロ”やガムテなどでキャッチしてください)
・・・以上!
簡単な道具でできます。大事なのはここから。必ず、”特別な方法”を守っていただければ、ダメージ加工ができます。コツは簡単なので、あまりビビりすぎずにチャレンジしてみてくださいね!
最大の注意点は?
さて!道具は揃った!ガシガシ穴を開けちゃうぞ〜!
・・・と行きたいところなのですが、ちょっと注意が必要です。
この注意点さえ守れば、比較的簡単に誰にでもダメージ加工を加えることが出来ます。
必ず、カッターをデニムの横方向へ当てて切っていく
必ず、デニムに対して横方向に刃を当てて切ってください。(腰を上〜足首を下にして床に置いた時に対しての、横)
ポイントは、「デニムの網目」にあります。
デニムは簡単いうと、こんな感じに編み込まれています。
<生地の表面の層>たて糸
<生地の表面下の層>よこ糸
もし仮に、デニムに対して縦方向(腰側から足首にかけて動かす”上から下”の方向)に刃を当てたとすると、デニム表面層の縦編みに沿って刃が入ってしまうので、さらに下の層の横編みを切断してしまうのです。
すると、ただ単に「デニムが切り裂かれた状態」になるだけで、ダメージデニムの目指すダメージとは違ってきちゃます。
目指すダメージ加工はこんな感じ
「穴は空いているけど、よこ糸が残っている状態」
縦に刃を入れちゃうと、この横糸ごとデニムがズバーン!!!と切れちゃうだけでになるので、注意しましょう。
これだけ覚えれば、あとは好みの場所に刃を入れて、思い描くイメージをぶつけるのみ。
ポケットに穴を開けないように気をつけて
ポケット付近にダメージ加工を考えている方は、ポケットの機能性を落とさない為にも、裏地をしっかり表に出して「ポケットを切らないように」してください。
*ちなみに、裏の生地を切らない為にデニムの間には不要なカタログをあててます。
どの場所に刃を入れる場合にも、反対の生地まで入れないように必ずあてましょうね。
▶︎デニムをペイントするなら、専用カラーで
ダメージ加工は3ステップ!
今回は、形が気に入らなくなってしまってお蔵入りしていたブラックデニムをチョイス。

最初は緊張してちょぼちょびやってしまいますが、綺麗にカットする為にもある程度潔く!

ゴシゴシ!
縦糸をゴシゴシと取り除くと、下の層のよこ糸が現れます。
ダメージデニムらしい印象がついに!

こちらは試しに、太もも脇に小さなダメージを。サイズ感はお好みで!
穴のサイズや加工のボリュームは、自分次第
どこにどのくらいの大きさでダメージを作るか、自分好みに作ることができるのが醍醐味。
お店でなかなか見つからない、”こんなデニムがあったらいいのに!”という願いを叶えちゃいましょう。