『おうちがレストランに変わる宅配キット』、【TastyTable】 はご存知ですか?
厳選食材と調味料、そして有名レストランのプロのシェフがTastyTableのためだけに書き下ろした本格レシピが1つのキットに。
キットを使えば、「買い物いらず」、「献立いらず」、「食材の余りなし」。
そして、まるで自分がシェフになったような気分で、レストランのような料理を作ることができます。参考引用:Tasty Table
人づてに聞いたこのミールキット、アプリをダウンロードして様子見してみようかな〜と思ったら、写真も綺麗でどれも美味しそうで…まんまと気分がアガり注文してみることにしました。笑
ラインナップメニューから、『牛カイノミのステーキ〜柚子胡椒ソース〜 & ナスとオレンジのバルサミコマリネ』を注文!
【Tasty Table】ってなに?、どうやって作るの?、どんな料理ができるの?、実際美味しいの?、コスパはどうなの?にお答えします。
実際に計算してみると、自分で調達して作った場合と比べて約4000円も食費が浮いてしまった・・・内訳も徹底解説しております。
2018年11月追記
2018年11月で2周年を迎えましたが、2019年1月27日(日)の最終配送を持って終了、公式サイトではこれまでのレシピをアーカイブ化して閲覧できる状態を継続してくれるそうです(※iOSアプリは1月31日をもって終了)。
https://search-for-mylife.com/mealkit_tasty-table_send-of-support/
3分でわかる【Tasty Table】
最後に詳しくご紹介しますが、まずはさらっとTasty Tableがどんなものなのかチェック!
【注文はどのようにするの?】
参考引用:【TastyTable】
- 週ごと用意される6,7種のメニューから、自分の好きなメニューを選択注文
★毎週新たに公表されるメニューが平均3種 - 基本は『定期宅配サービス』のため、毎週の自動宅配
ただし、宅配が不要な週はキャンセル可能
キャンセル料等は一切発生なし。
★登録完了後、頼みたい週だけ宅配を注文する『都度注文』への変更も可能
キャンセル期限は5日前まで=毎週日曜日に翌週分の注文〆切
- 年/月会費や登録費用なし:料金は商品の注文が確定した時にのみ発生
【どんな食材を使っているの?】
- 魚介の仕入れ:明治元年創業の築地市場の老舗仲卸「尾辰商店」さんから
- 野菜・青果の仕入れ:大田市場の仲卸「丸和商店」さんから
★丸和商店は仲卸として、主にレストランなど高級飲食店を中心に野菜の仕入れ・加工を行っている- お肉の仕入れ:TV番組カンブリア宮殿でも取り上げられる「プレコフーズ」さんから
★日本最高クラスの衛生管理のもと、どこよりも高い『安全』『品質』『鮮度』に定評あり参考引用:【TastyTable】
【レシピ監修はどんなシェフがしているの?】
第一線で活躍する有名レストランのオーナーシェフや料理家がTastyTableのメニューを考案
- ダル・マットオーナーシェフ / イタリアン:平井 正人シェフ
- コントワール ミサゴオーナーシェフ / フレンチ:土切 祥正シェフ
- 割烹智映 / 日本料理:北山 智映シェフ
- レンゲ:Renge equriosity / 中華料理:西岡 英俊シェフ など
参考引用:【TastyTable】
Tasty Table で作ることが出来るレシピは、本格的な『洋食・中華、たまに和食やエスニック』といった割合。
簡単に言うと『オシャンな料理・映える料理・ご褒美的な見た目が叶う料理』ですね。宅配ミールは色々あれど、群を抜いて”今っぽい”。
【素朴なメニュー < 豪華なご馳走】が基本ですね。
【レシピを選ぶポイントは?】
参考引用:【TastyTable】
毎週ラインナップされる魅力的なメニュー、選ぶ基準や目安にしてほしいポイントはメニュー名の下にある《調理時間 / 難易度レベル / キット表記》。
さあ、前情報は入りましたね、では、ここから実際の注文&調理編へ!注目です。
初回注文してみました
公式の『Tasty Table アプリ』をダウンロードして、アプリ画面からユーザー登録。
初めての注文で選んだメニューは、『牛カイノミのステーキ〜柚子胡椒ソース〜 & ナスとオレンジのバルサミコマリネ』を2人分のセットで注文。(今現在は常時6種のセットメニューからチョイスするスタイルです。それぞれ2品のセットで、必要な人数分のものを注文する感じ。)
届いたミールキットは、60サイズのダンボール1箱
『金曜日の午前指定』にしたキットは、金曜日/ AM11:00ごろ無事到着。
Tasty Tableは現在、配達曜日は毎週《金・土・日》のうちのいずれかから選択制。
クール宅急便で届きました。
早速オープン!
シンプルな梱包という印象。
ビニールバッグに必要な生鮮食材と調味料が入っています。びっくりしたのは鮮度。
本当にその辺でいま買ってきたかのような状態で届いたもんだから、なんだか宅配キットなのに妙にリアルな買い物感を感じて・・・不思議。到着早々にワクワク。
★ 箱にあるさりげないTHANK YOU ! が嬉しい。(わたしダンボール逆さに開けたから、本来は開けたら上側にポップアップする狙いだったのかも。笑)
シンプル梱包
こちらが今回メインとなる食材、『牛カイノミ:250g』。
大きな保冷剤と一緒に、銀色の保冷バッグに入った状態で届きました。
真空パックですね。『カイノミ』は、”貴重&良いお肉”として人気のある部位。
ヒレ肉のお隣にバラ肉にあたる『中バラ:なかばら』があって、そこから切り出されるのが『カイノミ』。切り出した形が「貝の形に似てるから」その名が付いたとか。
バラとヒレのいいとこ取りで、赤身と脂のバランスが程よく、しっかりした旨味の強い部位です。肉質は噛み応えがあるので、お肉食べてる!感が味わえるのが特徴。
こんな良いお肉の大きなブロックをおうちで調理できるなんて、ワクワク。
- 金曜日または土曜日の場合:到着日を含め2日間
- 日曜日の場合:到着日当日中
★到着の翌日夜に調理をしましたが、冷蔵庫のチルド室に入れていたカイノミは到着時点よりお肉の色が少々変化した印象。若干茶褐色に寄った気がします。鮮度が良いものを届けてくれるからこそ、お肉や魚介類の生鮮食材は到着日もしくは翌日の早いうちに調理するのがやっぱり望ましいですね。
レシピを見ながら調理開始
参考引用:Tasty Table
宅配キットには、注文したメニューのレシピが一緒に付いてきます。《1つのメニューにつき、B5サイズの紙1枚》というボリューム感ですが、1回のオーダーで2つのメニューを調理するので2枚のレシピがゲットできます。紙は地厚で、カードタイプという感じ。
公式アプリからもレシピ確認OK
Tasty Table はiOS公式アプリが配信されています。
使い勝手は、シンプルで見やすい印象。会員登録後には、注文管理はもちろん、アプリ内コンテンツ『Tasty Table MAGAZINE』も楽しめます。宅配キットにだけでなく普段の料理にも使える『調理方法や調理の基本知識』に関するコラム、おすすめメニューや今後採用されるメニューに関するアンケート投票など、読み応えもバッチリ。
- 〜ステーキの準備〜
1:カイノミの水分をペーパーで拭き取り、両面に塩(小さじ1/2)をして常温におく
お肉の調理でメジャーになっているこの下準備。お肉中心部の火入れをムラなく仕上げるため大切なポイント!夏場は30分。冬場は1時間程度とのこと。・・・レシピ見てから「え!すぐ調理できないのか!」と気づくメニューもあると思うので、届いたレシピはあらかじめ読んでおくのがおすすめ。例に漏れずうっかりしたわたしは、じゃあもう常温に戻しながらレシピを進めればその分時短になる!ということで、公式レシピを守りつつ部分的に臨機応変に進めます。いきなり我流。笑
筋が気になったので、筋切りをしてから塩を振りました。
ちょっと手間をかけてあげるのも『料理やってる〜♪』感が出て楽しい。
素材には個体差がどうしてもあるとは思いますので、コツは「楽しむこと!」2:ベビーリーフを冷水にさらし、シャキッとさせたらしっかり水気を切っておく
公式のレシピはこのタイミングで書かれているのですが、個人的には『はじめて調理をするから色々ズムーズに行かないかも・・・外に出したら夏場で葉っぱが早くダレちゃうかも』と思い、独断でこのタイミングではまだ冷蔵庫に入れておきました。 - 〜マリネの準備をします〜1:オレンジの上下のへたを切り落とし、皮を剥く。果肉と房の間に包丁を入れ、果肉を房から取り出す。
上下を切り落としてから、オレンジの丸いラインに沿って包丁を上から下になでおろすとうまくいきます。ぐるりと一周するとこんな感じ。
ペティナイフがある方、ペティのがうまくいく方はペティを。わたしは合羽橋で買った愛用包丁でイカつくオレンジをカット。笑公式レシピでは片手でオレンジを持って切り出す方法が写真付きで丁寧に解説されています。わたしからのおすすめは、『オレンジの下にキッチンペーパーを敷いてまな板の上で安定させて切り出す方法』。片手で持つと、力加減によってはオレンジが潰れて型崩れしやすく、手早くやらないと手の温度で温まってしまうことも。慣れるまでは置いて切ると簡単ですよ♪
2:茄子のへたを切り落とし、縦半分に切る
3:大葉をみじん切りにする大葉のみじん切り、わたしはいつもこんな感じ軸を落として、縦に半分
重ねたら縦に包丁を入れて・・・
横から刻めばできあがり〜マリネに必要な素材の準備がスタンバイ完了
【今の状況はというと・・・・】
〜 現在調理時間 10分 ほど 〜
・お肉はムラなく焼くために、常温に戻している最中
・その間に、マリネを進めるため素材の準備を進行中 - 〜味が染みるように、先にマリネを作ります〜1:フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れ、中火にかけ、半分に切った茄子の断面を下にして入れる。焼き色がついたら返して塩(ひとつまみ)をして弱火に落とす。
2:茄子が柔らかくなるまで2〜3分焼いたら、ペーパーの上に取り出し、油を切る。
3:ボウルに下記の食材を加え、混ぜ合わせる。・バルサミコ酢:30ml ★付属の量そのまま
・刻んだ大葉
・オレンジの果肉
・オリーブオイル:大さじ2
・塩:ひとつまみTasty Table のキットには、必要量があらかじめ測ってある状態なので、迷わず調理できるのは良いですね。ちなみに、『オリーブオイル・塩・ブラックペッパーといった、基本の調味料はおうちのものを使ってね』というスタンス。混ぜ合わせます。
このマリネ液、一度覚えると簡単だから、Tasty Tableのメニューに限らずこれからもどんどん使えそう!きのこのマリネとかも良いと思うな〜4:バットに茄子をおき、マリネ液をかけて冷蔵庫で10分冷やす。
すいません、また独断で、「茄子4切れだとすぐ食べ終わっちゃうからもうちょっと分けよう」と思い立ち、もう半分ずつにスライスしたのでトータル8枚カットになりました。笑 :薄くスライスしすぎるとジューシーさがなくなってしまうのでためらったのですが、今回届いた茄子が幸い肉厚の茄子だったので、問題なし!5:仕上げに胡椒(適量)をして、お皿に盛り付けて完成。
盛り付けは、冷やして10分後にやりましょうね。さぁ、冷やしている間に今度はお肉を焼いていきますよ〜。【今の状況はというと・・・・】
〜 現在調理時間 25分 ほど 〜
・お肉はムラなく焼くために、常温に戻している最中(残り5分というところ)
・マリネはここから10分冷やす→お肉を焼くまで残りわずかに迫りました!この5分を利用して、『ベビーリーフを冷蔵庫から取り出し、冷水にさらしてシャキリとさせる』のステップを。:ここ最近あまりにも暑いので葉物野菜はなるべくギリギリに出したいな〜という今日この頃。
★葉物がなかなかシャキッとしないときは、一旦「42〜45度」くらいの温水に浸しておくとイキイキしてくるのでおすすめ。野菜もお風呂が好きなんですよね〜、そのあと冷水で冷やしましょう〜。ここまででトータル30分!あとは焼いて盛り付けまで一気にいきましょう。
- 〜ステーキとソースを作ります〜1:フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れ強火にかける。フライパンが温まったら、カイノミを入れ色づくまで4分ほど焼く。
ちょいと出てくる血合いがあれば、臭みが出ちゃうのでぜひペーパーで拭き取りましょう。2:カイノミをひっくり返し、中火にして3分ほど焼いたらバットに移しアルミホイルを被せて暖かい場所で10分ほど休ませる。
目安は、表面にはしっかり香ばしい焼き目がついて、トングなどで挟んで持ち上げると弾力を感じるぐらいが良い焼き具合。肉汁を閉じ込めております!アルミに包まれてしばし、おやすみなさい〜
3:同じフライパンの油をぺーパーできれいに拭き取り、チキンブイヨン(水150ml+顆粒ブイヨン1/2本)を入れて中火にかける。(1/2本の残りが余る・・・笑)
柚子胡椒(2袋)を加えて2分ほど煮詰める。バター1個を加えてとろみをつけ、柚子胡椒ソースを作る。
POINT:少し煮詰めてバター濃度をつけることで、肉にソースが絡みやすくなります。
4:皿半分にベビーリーフを盛り、塩(ひとつまみ)と黒胡椒(適量)、オリーブオイル(適量)を回しかける。くるみ(10g:★付属量そのまま)を指で潰しながらベビーリーフの上に散らす。5:カイノミを食べやすい大きさにカットし、ベビーリーフの手前に盛り付ける。柚子胡椒ソースをカイノミにかけて完成。
カイノミが10分休憩を終えたので、カットしていきましょう。カット表面を広く切り出せるように、斜めに包丁を入れていきます。
良い感じの仕上がり。
指定通りにベビーリーフたちも盛り付けました。
冷やしたマリネもササッと盛り付けます。マリネを盛り付けた状態で冷蔵庫に入れておけば時短になるのでは?とも思いますが、冷やしている最中や冷蔵庫から取り出した時に不意にマリネ液が広がってしまうので、やっぱりお皿で出す時に盛り付けると綺麗かな、と。お手本の写真は丸い平皿ですが、丸いお皿って結構盛り付けるのが難しいんですよね〜。2種類の素材がメインのメニューのときは『横に長いお皿』を使うと、盛り付けが簡単。素材を交互に並べるだけで、それっぽい盛り付けができます。笑 / 茄子も、焼き目と皮目を交互に並べてみました。
〜トータル調理時間 43分 ほど〜
Tasty Table のオフィシャルレシピでは『40分』と記載されているので、ほぼ誤差なく完成しました。『※ お肉を常温に戻す時間を除く』と書かれていたんですが、常温に置いている時間を利用して同時進行したら、うまいことタイミングが噛み合ってしまいました。笑
今考えたら、確かに常温に戻す工程が済んでいるならば、ベビーリーフを水にさらすタイミングはオフィシャルレシピのタイミングで良かったな、と。・・・というわけで、『レシピを忠実に守ると余計な臨機応変を考えずにバッチリ作れる』ということを実感しました!笑
結果、お肉を常温に戻す30分はノーカウントで時短となり、43分で2品が完成。