牡蠣

【生牡蠣は結局、どこ産がおいしいの?】食べ比べて確信、日本のおすすめ産地:パリで食べた『ブロン&クレールオイスター』に匹敵したのは、○○産でした

何にでも”旬”てものがありますが、シーズンを待ちわびるファンが多いのが、【牡蠣】!

ワタシも牡蠣が好きですが、最近は特に【生牡蠣】に目がないのです。

自分でも驚きなんですが、ワタシもともとは生牡蠣苦手だったのですよ…

小学生くらいの時に、「ほらあ美味しいよ〜♪」って大きな生牡蠣を口に突っ込まれ、あまりのボリューム感とクリーミー感に『う…』となってから、なんとなく”生”の牡蠣だけは避けてたんですね。

ところが、昨年パリで、本場にして最上級とうたわれる生牡蠣を食べたら…世界が変わりました

こ、こんなに生牡蠣って美味しいの…?『クレールオイスター』に『ブロンオイスター』?なにそれ、これ日本でも味わえるんだろうか….!

とにかく衝撃が走り、帰国後、「お気に入りの産地パリで食べた牡蠣に近い産地を見つけてみよう!」と思い立ったのです。

気づけば帰国からちょうど1年経ちましたが、この1年で食べたうち特におすすめしたい牡蠣の産地・オイスターバー(※今回は都内です)をご紹介

【おすすめお取り寄せ生牡蠣】大入島ヴァージンオイスター・小ぶりでも海の旨味が凝縮。スコッチウイスキーをかけて食べるのが至高。 生牡蠣と言ってもいろんな産地があるうえ、「ミルキーなあじわい」や「塩味のつよいさっぱり系」など、同じ牡蠣でもぜんぜん風味が異なりますよ...

はじめに:あなたは、どんな生牡蠣がお好み?

あなたは、お気に入りの生牡蠣 =お気に入りの「味わい」や「産地」ってありますか?

  • ミルキーな牡蠣が好き
  • プリップリでおおぶりが好み
  • 肝の苦味が好き

などなど、何か思い浮かびましたか?

冒頭で書いたように、しばらく率先して生牡蠣を食べてこなかったワタシは、恥ずかしながら牡蠣に対して「自分の好みの産地」を意識したことがなかったんです。

もちん、広島・三陸など名産地の名は知っていたし、まったく食べられなかったわけではなかったので牡蠣料理はたびたびいただく機会がありましたが。

人生を変えた本場の味:パリで出会った生牡蠣が衝撃すぎた

ワタシ、死ぬまで忘れない写真になると思います

美味しすぎる、美味しすぎたのです

これは本当に牡蠣なの?!と疑ってしまうほど、なんだろう…ミルキー感は無くて、塩味(えんみ)が強くて”珍味”っぽい

緑色がなんとも目を引くこの牡蠣の名は、『クレールオイスター』と呼ばれています。

育成の最終段階、「クレール」と呼ばれる養殖池で熟成するのがその名の由来。

海水と淡水が混ざり合う養殖池ではフネケイソウという藻が生きておりこの藻のおかげで美しい緑色をまとうってわけ。

こちらもヨーロッパ・冬の味覚代表、

ブロンオイスター】。

これもまた美味しすぎた…、これもやっぱりクリーミーというよりは塩味が強くて、さらっとした口当たりが最高

先ほどのクレールオイスターは、色は違うけど、見慣れた縦長のフォルムでしたよね。

対してこちらのブロンオイスターは、通称「ヒラガキ」と呼ばれ、殻も身も”たいら”なところが特徴です。

大西洋に注ぐブロン川の下口付近で養殖されたことから、この名がついた。

現地の人も、冬になればこの味を求めてレストランに大集合。

氷の敷かれた『プラッター』と呼ばれる大皿に、生牡蠣・エビ・カニなどたくさんの魚介を熟練の技で盛り付ける職人「エカイエ」が見られるのも、冬のパリらしい景色。

結果、ワタシはこのような自分の好みにたどり着いたのです。

  • ミルキーよりも、塩味があるタイプ
  • プリプリよりも、さらっとした口当たり
  • 大ぶりで口の中にたっぷり広がるよりも、小ぶりでスッと消える感じ

今まで自分の好みをしっかり把握していなかったことを考えると大進歩。

ワタシの好みが分かったと同時に、生牡蠣の味わいは大きく分けてどちらかに分けられると気がつきました。

  • こってりクリーミー派
  • さっぱりスッキリ塩味派


ワタシは「
さっぱりスッキリ塩味派」ですが、あなたはどちらでしょう。

もしこってり派だとしたら、ワタシの推し”じゃない方”をチョイスすれば間違いないと思われます(笑)

【ワタシの第1位:同率1位】広島 大黒神島/先端・岩手 陸前高田/広田湾S

いきなり同率1位かい、この2つは甲乙つけがたいのでどちらも1位にさせてください…

この2種をいただいたお店は、新宿三丁目にある【オストレア】さん。

都内のオイスターバーでは有名店で、赤坂などにも姉妹店があります。おしゃれで落ち着いた店内、生牡蠣以外にも美味しいフードメニューがいっぱいで、ワインの種類も豊富で嬉しい

個人的にはハートランドを置いてくれてて嬉しい。

さあ、いよいよ「ワタシ的1位」の牡蠣を紹介していきますよ。

【広島 / 先端:sentan】パリのブロンを思い出した

こちらが、1位に選んだひとつ目の牡蠣【広島県 大黒神島:先端】です。

  • 海の味がしっかり
  • 濃厚すぎず、しつこくない
  • さっぱりしつつ、甘みも感じられる
  • パリで食べたブロンオイスターに類似(主観)

サイズ感はとっても小ぶりで、直径5cmほどのフォルム。

実はこのフォルムに秘密アリなんでこのサイズ感で出しているのかを知ると、なんとも面白いことに気がつきます。

結論から言うと、ワタシはどうやら、先端の最先端な罠にまんまとハマったらしい

世界基準の養殖技術、世界視野の生産基準

欧米で主流とされる養殖方法は、「シングルシード方式」。とっても大きな「かご」を思い浮かべてください、ここにカキの稚貝を入れて育てます。すると、ひとつひとつが離れた状態で育ち、殻同士が干渉することなくすくすく育つのが特徴

対して、日本でこれまでも(今も)主流となってきたのは「筏式:いかだ式」。なんと室町時代からあるそうで、簡単に言うと海の中にロープを吊るして牡蠣を育てる方法です。殻同士がくっついたり、外敵に突っつかれてしまうのが難点と言われます。

広島・かなわ水産では、欧米で主流のシングルシード方式を導入、そしてさらに世界を視野に入れた商品開発をスタートしたのです。その代表として出回っているのが、この【先端】と言うわけ。

日本で馴染み深くしかも人気が高い牡蠣って、縦長で大ぶりなモノが一般的。

しかし先端は、通常なら1年程度かけて育て出荷するカキを、『3~4ヵ月』で出す”若い牡蠣”なんです。

大ぶりを好んで食べるのは日本人独特の楽しみ方で、欧米では1粒2〜3$ほどが相場。『小ぶりの牡蠣をたくさん食べるスタイル』が主流。

プラッターと呼ばれる大皿にも、小さな牡蠣がズラリと並ぶ姿こそが美しい。先端】は、若い小ぶりのうちに出荷することで、世界基準での流通を狙っているのだとか。

このエピソードを聞くと、「パリで食べた牡蠣に似ている!」と感激したのも納得。

あえて小ぶりに育てていたんですね、奥が深いなあ。

【岩手県 陸前高田/ 広田湾 S:Hirotawan】海の味をしっかり味わう、甘みと塩味のバランスが抜群

1位に選んだもうひとつの牡蠣、【岩手県 陸前高田:広田湾(S)】です。

もうお分かりかと思いますが、Sはサイズ感ですね、小ぶりのS。

これもね、ほんと海の旨味そのまんま!という感じで、涙が出そうになるほど美味しい…。この日、可能な限りでおかわりしようと思い、結局4回追加で頼みました。

わんこ広田湾・・・

味の特徴は、

  • 海の味がしっかり
  • 濃すぎない程よい甘み、こってりすぎないふくよかさでバランスがいい
  • ほやのようにどこか珍味感もある(臭みはない)

こちら、殻は7〜10cmほどあるものもありますが、身自体は小ぶりで直径5〜7cmほど

気仙川から養分を含んだ雪解け水が流れ込む広田湾、つまり、真冬で終わりではなくこれから春先ギリギリにかけて一層旨味を増していくというのがポイント。

生牡蠣に合わせて、変わり種のこんなスタウトはいかが?

オストレアさんで生牡蠣を食べ比べる作法とは?

オストレアさんは生牡蠣はひと粒単位からオーダー可能ですが、この日はこんな頼み方をしてみましたよ。

今日仕入れた牡蠣オンリーで、2つずつください

オストレアの魅力は鮮度抜群の「プラッター」

スタッフさんが「今日はお客様が多く在庫が無くなることが予想されるので、残りの数が少ない種類から持ってきますね♪」と気を利かせてくれました。

写真:左から時計回りに、

北海道 仙鳳趾
「仙鳳趾:せんぽうし」 
◆ほどよくクリーミー

 

仙鳳趾(せんぽうし)は、釧路町の東側、厚岸湾の端きつい潮の流れの中で育った身は、プリッと力強い
生育域の海では昆布が多く生息するし、プランクトンがたっぷり。湾の陸側に森林があり、まるで『淡水×海水』で育つクレールオイスターのように、森と海のミネラルをミックスして九州した旨味がポイント。クリーミーさもあって大ぶりなのに、『うっ』てならなず美味(主観すみません)。

北海道 厚岸
「 丸えもん 3L 」
◆こってりクリーミー

 

一年中、牡蠣の養殖に適した厚岸。
「3L」とはサイズ規格で、牡蠣の種類の中でも「特大」。ひとくちでは無理でした、三等分してようやく食べれるくらい。
口に含むとそれはそれはクリーミー。濃厚こそ牡蠣!という方には喜ばれる品種

ニュージーランド
「カイパラオイスター」
◆さっぱりスッキリ塩味

 

身の上部がフラットな点に注目。身がこんもりと盛り上がることはなく、濃厚な肝よりも水分が多いのが印象的。
牡蠣があまり得意じゃない人でも食べやすい、エントリータイプ。海の味を求める人に喜ばれる

仕入れ状況によって楽しめるラインナップが変わるのオイスターバーの面白さ。

ピン!とくるもの、ありましたか?

よく聞く「牡蠣はRのつく月が旬」、これなあに?

これらの月が牡蠣の旬と言われています。

  • September:9月
  • October:10月
  • November:11月
  • December:12月
  • January:1月
  • February:2月
  • March:3月
  • April:4月

みんな「r=R」が付いている、9月〜4月が牡蠣のシーズン。これ以外の夏場は、牡蠣が産卵期に入るために味が落ちると言われているんです。

4月ごろの広田湾の牡蠣は、『陸地(川)から流れ出た雪解け水のミネラルが豊富産卵期直前』ということで、身の中にたっぷりと栄養と旨味が詰まっているってわけ。

シーズンの終盤戦にもぜひおすすめしたい牡蠣の1つですね!

ちなみに、大きく分けると冬が旬(Rがつく月に旬)なのが真牡蠣で、夏に旬を迎えるのが岩牡蠣って覚えておくといいですよ。

【オイスターバーのご紹介】オストレア

▼食べログ:オストレア 新宿三丁目店

キャパシティ
ポイント
68席(1~3F、58坪)、貸切可、完全禁煙(テラスに喫煙席あり、1階エントランスに喫煙スペースあり)、個室有(10~20人可)
ジャンルオイスターバー、魚介料理・海鮮料理、バル・バール
問い合わせ予約可:03-5361-8181
アクセス東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目」駅C3出口正面1分【新宿三丁目駅から143m】
営業時間月~金17:00~25:00(L.O.23:30)
土  12:00~25:00(L.O.23:30)
日・祝12:00~23:00(L.O.22:00)

 

※最新情報は、食べログやお店HP、LINEで要チェック!

お店自体も落ち着いていて過ごしやすく、おすすめです。

ハッピーアワーで牡蠣半額!なんてこともやってるので、チェックしてみてください。

【ワタシの第2位】長崎 九十九島 / 冬のマガキ

こちらの”推し牡蠣”をいただいたのは、東京駅にある【Gigas -Seafood Bar- Gigas 東京駅グランルーフ店 

こちらでも、牡蠣をいくつか同時にオーダーしたのでまずはご紹介。

写真:左から時計回りに、

福岡 門司
「豊前海一粒かき」 
◆こってりクリーミー

福岡の玄関口、門司港を代表するブランド牡蠣。
植物性プランクトンの多い海で育ち、粒感が大きくプリッと詰まっているのが特徴。
ジューシーでもあるので、生牡蠣もいいけれどフライや蒸し牡蠣におすすめ。
岩手 大船
「赤崎産」
◆こってりクリーミー

 

THE・ジャパニーズ牡蠣。大ぶりな身と、ミルキーで食べ応えのある濃密さが特徴。
個人的には「生牡蠣では苦手なタイプ」ですが、牡蠣の炊き込みごはん牡蠣鍋に最強だと思う。

長崎 九十九島
「九十九島 真牡蠣」
◆さっぱりスッキリ塩味

 

長崎の九十九島周辺といえば、入り組んだリアス式海岸が特徴的な湾。ここは、森から流れる豊富なミネラルと海とが出会い、プランクトンが豊富な海域。
冬は真牡蠣の旬、スッキリとした旨味でクドくない
夏場に美味しいのは「岩牡蠣」。シーズンによって食べ分けてみるのもおすすめ。

兵庫 相生
一年真牡蠣・相生真牡蠣
◆こってり&塩味

相生の海=播磨灘、瀬戸内海で育った牡蠣は一年で育つことから、通称「一年牡蠣」とも言われる。相生市は兵庫県の中でも姫路に近いエリアで、ワタシも一度訪れましたが『緑豊かで自然いっぱい』。播磨五川から流れ込んだプランクトンを海でたっぷり蓄えるので、プリッと美味しい名産牡蠣と名高い。

ワタシが2位に押す牡蠣の産地は、長崎県は佐世保に位置する、『くじゅうくしま』。

2018年4月、国内5例目として九十九島湾は『世界で最も美しい湾クラブ』に加盟。

フランス・モンサンミシェル湾と肩を並べ、世界で最も美しいと称される湾にその名を連ねました。

日本の本土のうち『最西端』に位置する九十九島。たくさんのという意味から”九十九”の名が付いているけど、本当は208もの島々からなっているのだとか。

プリプリ身が膨れる夏場が旬と言われる岩牡蠣に対して、こちらは冬が旬『真牡蠣:マガキ』。

海の味がしっかりと感じられて、それでいて淡白すぎず、レモンなどかけなくてもさっぱりとした爽やかな風味

  • 磯の風味はしっかりしつつ、臭くない
  • 貝柱も含めて程よい噛み応えがあり、食感がいい
  • パリで食べたクレールオイスターに若干似てる(主観)

こちらでは他にも、【兵庫 赤穂市 / 坂越(さこし)の一年牡蠣】や【北海道 サロマ湖牡蠣】を食べました。

どちらも大ぶりでぷっくりしたボリューム感が印象的。

サロマ湖牡蠣は淡水で1〜2年ほど育てた牡蠣というのもあり、北海道の海で育った牡蠣とは違った『湖のミネラル〜&ジュ〜シ〜』な美味しさが結構好きでした。

坂越牡蠣はどちらかといえば『ミルキ〜&ボリュ〜ミ〜』でワタシの好みとは違いましたが、牡蠣が苦手で避けていたワタシには考えられないほど食べやすくて、どちらとも美味しい牡蠣です。

【オイスターバーのご紹介】Gigas -Seafood Bar-

▼ホットペッパー:Gigas -Seafood Bar- 東京駅グランフール店

キャパシティ
ポイント
58席
最大収容人数 60人 ※スタンディングの場合 / 着席の場合45名(ハイテーブルを除く)
ジャンルオイスターバー、魚介料理・海鮮料理、バル・バール
問い合わせ予約可:050-5827-0451
営業時間外の予約は、ネット予約が便利: ネット予約はこちら
アクセスJR東京駅 八重洲(地下)中央口より徒歩1分 / 地下鉄丸ノ内線 東京駅 八重洲北口 徒歩5分
営業時間月~日、祝日、祝前日: 11:00~23:00 (料理L.O. 22:25 ドリンクL.O. 22:35)

 

◆平日ランチタイム: 11:00-16:00(L.O)
※ドリンクバーおよび一部メニューの提供は14:00(L.O)
※ハッピアワー: 14:00-17:00

※最新情報は、ホットペッパーやお店HP、LINEで要チェック!

東京駅構内なので、仕事帰りにささっと立ち寄るのも楽チン。

【ワタシの第3位】北海道 仙鳳趾

ワタシ的第3位は、なんと、クリーミー組に属する仙鳳趾せんぽうし】。

『え!あのさっぱり塩味派のikiikiさんが?!』

と驚かれたかもしれませんが(そんなことないか)、クリーミーが苦手なワタシでもこれは美味しい!と唸った牡蠣です。

すでに紹介した第1位の【先端・広田湾】を食べた際に訪れた、新宿三丁目の【オストレア】さんでも出会った仙鳳趾。

お店は変わり、こちらは【JR新宿駅 NEWOMAN -WHARF-】さんでいただいた模様をご紹介。

写真:左から時計回りに、

北海道 仙鳳趾
「仙鳳趾:せんぽうし」 
◆ほどよくクリーミー:ワタシ的第3位にしました

 

繰り返しになりますが、ポイントはここですね。『淡水×海水』で育つクレールオイスターのように、森と海のミネラルをミックスして九州した旨味がポイント。肉厚なのにじとっとまとわりつくようなクリーミーさではなく、歯切れがいいのにふわっとしてる。

北海道 知内
「 知内 海峡真牡蠣 」
◆ほどよくクリーミー&しっかり塩味

 

養殖牡蠣のなかでもアウトローでツッパリ育ちと言っても過言ではない。多くの牡蠣は穏やかな海や湖で育てられるというのに、こちらは、日本海を北上する暖流×太平洋からの寒流がぶつかり合う『外海・津軽海峡』の荒波に揉まれて育ったツワモノ。外海養殖の特徴として、「殻が大きく身が良くしまっている」のが魅力なんだとか。確かに、殻も他と比べて裾が広く、身はどっしり。

兵庫 相生
一年真牡蠣・相生真牡蠣
こってり&塩味

 

先ほどと被ってしまうので割愛

自分の好みは、クリーミーな牡蠣より『塩味(えんみ)の強い牡蠣派』なんだと思っていたけれど、

バランス感さえ吟味すれば、クリーミー寄りの牡蠣もワタシって好きなんだ!と気づかせてくれたのが【仙鳳趾:せんぽうし】

よく見る牡蠣はフチが黒っぽいですが、仙鳳趾はフチが茶褐色・身もほのかにピンクベージュっぽい。

上品さがあって、なんだか白子を食べているような幸せ感が体に巡る〜

 

【オイスターバーのご紹介】NEWOMAN -WHARF-

▼オフィシャルホームページ:新宿 NEWOMAN -WHARF- 

キャパシティ
ポイント
テーブル:42席、カウンター:12席
ジャンルオイスターバー、魚介料理・海鮮料理、バル・バール
問い合わせ‭03-3351-7788‬
アクセスJR新宿駅 より徒歩1分 / 地下鉄副都心線 新宿三丁目駅 E10口 徒歩3分
営業時間
MORNING / 07:00 – 10:00

 

LUNCH / 10:00 – 15:00

DINNER / 15:00 – 25:00

駅近&レストランのクオリティが高いNEWOMANの中にあるともあって、空間演出にも凝ったおしゃれな店内が特徴。

牡蠣が美味しいのはもちろん、ささっとおつまみで飲めるバルな雰囲気もいい。

うにと醤油ベースのジュレを乗せた炙りマグロに・・・

芽ネギとミョウガでさっぱりしつつも、黄身がとろ〜っとまろやかに絡むマグロのタルタルも美味しい。あ、マグロばっかり食べてしまった。

 

【まとめ】自分の好みを知ると、オイスターバーは楽しい

いかがでしたか?

今回は、個人的な第1位〜3位までを発表しましたが、牡蠣の産地としては10種類のご紹介となりました。

とはいえ、まだまだ紹介できていない&食べたことのない牡蠣もあると考えると、ワタシもとってもワクワク

最後に、ランキングを付けましたが、ここ最近食べた生牡蠣はすべてしっかり「美味しい」と思いながら食べられました。苦手と思ってたクリーミーですら。

大人になったってことなのでしょうか、いやきっと仕入れや提供の仕方が格段に良くなったんだと思います。

ワタシが人生変わったように、きっと新しい牡蠣との出会いが待っているはず(話がデカイ)。

好みが自分で把握できるようになって良かったことは、『たとえ産地が分からなくても、たとえお目当ての仕入れが当日なくても、○○な味が好きと伝えればほぼストライクの牡蠣をスタッフさんが持ってきてくれる』と気づいたこと!

それまでのオイスターバーはワタシにとって、美味しい牡蠣に当たればラッキー(好みじゃなかったら黙って我慢)なロシアンルーレットみたいなもの(笑)

すでに詳しいあなたも、未開拓のあなたも、どストライクに美味しく楽しむオイスターバーを体験してください。

ヨーロッパ旅で出会った生牡蠣について気になる方は、それぞれの現地レポを読んでみてくださいね。

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お付き合いありがとうございました、またたくさん食べてお気に入りを探求してみます〜

 

ABOUT ME
ikiiki
都内を主な活動拠点とし、 週半分はオフィスワーカー/もう半分はwebライター&フードディレクターとして活動中。 【主な経歴】 ◆民放キー局にて、グラフィックデザインアシスタント ◆テレビ・映画・音楽現場でのケータリング事業 ◆ケータリングと平行して、都内飲食店でメニュー監修
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