コーヒーショップは数あれど、どれも似たり寄ったり?
いやいや、やっぱりお店によって味もこだわりもしっかり違うもの。
そして同じコーヒーショップでも、店舗によって雰囲気がまた違うのもおもしろい。
神戸・旧居留地という好立地
地元の人からも愛され、観光客も多い神戸元町エリアは、東京でいうところの銀座と横浜のミックス?という印象。港町でもあるけど、お洒落なビルが立ち並ぶ様子がどこか丸の内や銀座のあたりっぽい。
わたしは東京に住んでいるけれど、かれこれ関西圏には15年ほど行き来していることもあって慣れ親しんだ街です。
東京・清澄白河の第1号店と、新宿・NEWOMAN店にはどちらも足を運んだことがあるわたし。
清澄白河店はまるで町工場のような印象で、住宅街に突如現れる感じが新しく、NEWOMAN店は商業ビル一階に入っていることもあって明るい照明が印象的。
対して神戸カフェ店はというと、大通りに面しているのにとっても静か。
高くぬける天井、必要最低限のインテリアが無骨でかっこいい
東京の各店舗と同様、華美な装飾やインテリアはなくあくまでスタイリッシュ。打ちっぱなしの柱にブルーボトルのアイコンが映えます。
入ってすぐに、カウンターが構えています。バリスタのみなさんが目の前でドリップする姿を堪能しながら、オーダーの列に並びましょう。
写真撮って良いですか?と聞くと、もちろん!と、めっちゃノリノリで快くパフォーマンスしてくれました。優しい。
奥に目をやると、壁に沿って2人がけのテーブルとイスが並んでいます。
そのもっと奥には複数人シェアで腰掛けられるスペースも。
わたしのおすすめメニューは、ジブラルタル
わたしはコーヒー大好きだけど、まったくもってバリスタレベルに詳しいわけではなく。
・エスプレッソベースのなにかを飲みたい
・甘いよりもしっかりこくのある苦味がほしい
・あったかいものがいい
…こんな抽象的なオーダーで困らせてしまいましたが、お姉さんは細かく丁寧に教えてくださいました。そして行き着いたのが、「ジブラルタル」でした。
待っている間に手渡してくれるメニュー。
読んだけど…うん、やっぱりバリスタさんに直接聞いてよかった!
言葉のイメージだけではたどりつけない「自分好みの味」に出逢うには、自分の好みを伝えてみるのがなによりベスト。
お会計をおえたら、カウンターの左手にあるスペースからサーブされる順番を待ちます。
オーダーしたメニューではなく名前で呼んでくれるのも嬉しい(恥ずかしいという人もいるかな?)。
ワクワクっ。
ジブラルタルはブルーボトル発祥
GIBRALTAR(ジブラルタル)が完成。
エスプレッソベースのコクある苦味が残りつつもとっても飲みやすい。
見た目もとっても可愛いくて、フォームドミルクがハートの形をしています。バリスタさんの手さばきに惚れ惚れ。
ジブラルタルはブルーボトルのもうひとつの顔
ブルーボトルコーヒーで何を飲むか、何を飲むべきかというとそれは人それぞれでいいと思うのです。
ただ、ワタシはこの「ジブラルタル」のルーツをしてしまったがゆえ、これをぜひ飲んで欲しい!と広めていこうと思います(何様)。だってこれは、ブルーボトルが生み出したレシピだから。
レシピは、【エスプレッソをダブルショット(2倍量ですね)+フォームドミルクを同量(あわだてたミルクです)】
とってもとっても過ごしやすいブルーボトル神戸カフェ店。
もしも店内が混み合っていても、お店の周りの通りにはベンチがある広場がちょこちょこあるので外で飲むのもおすすめ。
旧居留地の街並みはとってもスタイリッシュだから、テイクアウトして、街を背景にコーヒーフォトを撮るのもいい感じです。