気のせいかなぁと思って放っておいたら、どんどん風邪が悪化してしまってた!
なんてことは避けたい・・・とはいえ、忙しいし病院にも簡単には行けない・・・
そこで、ご自宅でできる『簡単な風邪の引きはじめ対処法:マヌカハニー編』をご紹介!
マヌカハニーとは
喉が痛いとき、「はちみつ」や「はちみつレモン」と、思い浮かぶ人も多いはず。
実際に「はちみつ」、特に「マヌカハニー」の殺菌作用は注目を集めています。
マヌカハニーとは、ニュージーランドの一部に生息する『マヌカ(学名:ギョリュウバイ)』という花の蜜を集めたものです。
流通しているマヌカハニーのほぼ100%がニュージーランド産。
オーストラリアの一部でもマヌカは存在しますが、生育域の規模が小さいというのが現状。
他にも様々な地域のマヌカハニーを見るとは思いますが、産地はほぼニュージーランドなんですね。
マヌカハニーは、殺菌界のスーパースター
高い抗菌活性力を持つとされるマヌカハニー、喉のイガイガにはもってこい。
「なんか喉が痛いかも」、「乾燥するなぁ」という時にオススメなのは、スプーン一杯のマヌカハニーを口に含むこと。
高い「保湿効果」
はちみつは、ご存知の通りとろんとした粘度が高い蜜。だから保湿効果があり、喉のイガイガ・乾燥を防いでくれます。
また、はちみつの主成分は果糖ブドウ糖なので、虫歯になったりするような糖分ではありません。
食べ過ぎて太らない?とも気になりそうですが、血中コレステロールを下げてくれるなど、積極的に取り入れたい食品なのです。
一般的なはちみつより少々苦味を感じる人もいるようなのですが、そのままだと食べづらいという方は紅茶に溶かして飲むのもオススメ。
- 殺菌効果の高い『緑茶』との組み合わせもおすすめ
温かい緑茶にマヌカハニーを溶かして、ゆっくり喉を潤すように飲みましょう。 - 生姜湯にマヌカハニーを溶かすのもおすすめ
体を温める効果で、冬の冷え性にも効きます
はちみつは体を守る栄養成分&効果がいっぱい
嬉しい効果はざっとあげてもこんなにあります。
- 喉風邪の予防
- 大腸菌・ピロリ菌への退治効果、胃腸系の病気の治癒効果
- 虫歯・口内炎・歯周病など、口内トラブルへの殺菌作用
- 切り傷・やけどなど、消毒効果や炎症の緩和
風邪薬や胃腸の薬など、できれば必要以上には摂りたくないもの。
引き始めの風邪やちょっとした体調不良なら、マヌカハニーを早めに摂取して対策しちゃいましょう。
小さな赤ちゃん、1歳未満の乳児には、「はちみつ」を直接与えることを避けましょう。
乳児は「腸内細菌」が少ないため、はちみつに含まれる『ボツリヌス菌』が体内で増殖し、「乳児ボツリヌス症」になってしまうことがあるそうです。
厚生労働省からも注意喚起がされておりますので、必ず気をつけてくださいね。
はちみつは加熱処理をされていない自然由来の食品。
1歳未満の乳児では免疫力が低いので、注意が必要なのです。(1歳を越えると『ボツリヌス菌』への免疫もついてくるので、大丈夫です。)
マヌカハニーのラベルに書かれている「UMF」とかって、なに?
マヌカハニーの凄さがわかったところで、結局どんなはちみつを選べばいいのか悩みますね。
マヌカハニーのラベルをよく見ると、
- MGO
- UMF
- TA
- MGS
などのアルファベット・マークが書かれています。
これらが示すのは【抗菌力】です。
【UMF】
さてこちらは、商品の説明に「UMF10」と書かれています。
「UMF」とは、ユニーク・マヌカ・ファクター(Unique Manuka Factor)の頭文字。
=「抗菌活性力」を示す際に、”マヌカハニー特有の成分”としてネーミングされたことから、”ユニーク”という表現が使われています。
簡単にいうと、「抗菌活性力」をさしていて、数値が高ければ高いほど抗菌力が高いことを表しています。
【MGO】
MGOとはメチルグリオキサール(Methylglyoxal)。
メチルグリオキサール(MGO)はケトンとアルデヒドの両方の性質を持ち、蛋白質を変性させてしまうことから、強い抗菌活性作用を持っており、メチルグリオキサール(MGO)の摂取によってマクロファージの活性化が多いに昂進され、全ての細胞に対して発がん性阻止などが考えられています。メチルグリオキサール(MGO)は異常細胞や有害菌類に対して毒性を示し、正常細胞や有用菌類などには毒性が無いことは、唯一の産地であるニュージーランドのマヌカハニーの民間療法としての長い年月からも実証されています。マヌカハニーの機能性として最も信頼出来る指標は、この蜂蜜中に含まれる活性物質天然メチルグリオキサール(MGO)の含有量によって正確に決定できます。マヌカハニーでは【活性強度】でも示されています。また日本国内における【MGO】は(株)TCNに商標登録されています。(参考:TCNコラムさん「マヌカハニーのMGO(メチルグリオキサール)と効果、効能について」 )
簡単にいうと、「MGO」=活性物質天然メチルグリオキサールは、私たちの体の中の細胞を健康に導いてくれる成分。
こちらも、数値が高ければ高いほど効果を期待していいということ。
しかも、こんな興味深いデータが。
研究チームが全世界から80以上のハチミツを試験したところ、メチルグリオキザールの濃度は7mg/kgを超えませんでしたが、一部のニュージーランド産マヌカハニー中のMGO濃度が、通常のハチミツより70倍以上も高い30mgから700mg/kgほどまであることが明らかになりました。
つまり、体に良いとされる成分「MGO」を含むはちみつは、『一部のニュージーランド産マヌカハニー』に限られているといって過言はナシなのです。
*MGO®含有量分析試験書
*MGO®含有量分析試験書
【TA】
価格:1,000円 |
これは、『トータルアクティビティー検査(TA)』という、はちみつの検査方法をさすアルファベット。検査方法に数値がつけられているとは、興味深いです。
こちら、マヌカハニーだけでなく、その他のはちみつでも「TA」と書かれている商品を見ることがあります。この「TA」では、【殺菌力】の検査を行っています。
- 『UMF』で商品の抗菌力を表現するとき
【MGOの数値(仮に10+)+過酸化水素の数値(仮に10)】を含むマヌカハニーだったとしても、「MGO」だけで抗菌力を表すので、商品には『MGO10+』と表記されます - 一方、『TA』で商品の効果を表現するとき
【MGOの数値(仮に5+)+過酸化水素の数値(仮に15)】を含むマヌカハニーの場合、数値の合算で抗菌力を表すので、商品には『TA20+』と表記されます。
となると、必ずしも「+ほにゃらら」の数値が高いほど嬉しい「MGO」=活性物質天然メチルグリオキサールの含有量が高いとは言えない場合があるんです。
- 「MGO」に期待して購入する場合は、「+ほにゃらら」の数値が高いかどうかだけではなく、「MGO」単体の数値も見ること
- ニュージーランド産の抗菌力の高いマヌカハニーをなるべく選ぶ
- 【扁桃腺が腫れて困る、口内炎が辛すぎる】
・・・「MGO」高めのニュージーランド産 - 【手頃な値段で、安心要素として、抗菌作用のあるマヌカを試してみたい】
・・・「TA」規格・オーストラリア産などのお求めやすいマヌカハニーを
マヌカニーって、本当に体に効くの?
ワタシが初めてマヌカハニーを手にしたのは、「口内炎」に悩まされていたとき。
口内炎が日に日に増えて、食べるのもしんどい飲むのもしんどい・・・ビタミンが良いの??と思ってもレモンなんて食べたら激痛です。
偶然、東京・青山を歩いていたのですが、養蜂場直営のはちみつ専門店の前を通りかかったんです。
「マヌカハニーというニュージーランド産のすごいはちみつがあって・・・」と説明を受けながら、『これは買わされるパターンだから早く出ていきたいな』と思ったところ(ごめんなさい)、
商品の説明に「抗菌作用あり/口内炎に効く」と書かれていて、とてつもない口内炎の痛みを抱えたワタシは藁をも掴む思いで、買いました。
購入当日の晩、勧められた通りにスプーンにすくって口内炎に直接塗り塗り&スプーン一杯のマヌカハニーを口に含んで寝ました。
・・・・すると、
完全治癒まで行かなかったけど(何せ5.6個の口内炎があったので)、口内炎の大きさが縮小していたのです。
これはすごい!と、すっかりマヌカハニーを常備する生活になりました。胃も痛くなりがちだったので、毎日スプーン一杯を摂取するようにして、その結果、口内炎にはしばらくかかっていないですね。
時折忙しさにかまけてると怪しい気配がするんですが、そんな時はいつもより多めに摂取して予防しています。
気になる方はぜひ、試してみてくださいね。